第24回川崎ジュニア文化省 受賞作品 「憧れの白衣」

川崎市幸文化センター内に市の図書館があり良く利用している。昨日、そこに行ったら、「第24回川崎ジュニア文化賞(小学生の絵画と作文のコンクール) 受賞作品」の展示が行われていた。原稿用紙4枚の作文が数点と、水彩絵の具で描かれた写生が数作品、ロビーに並べられていた。借りていた本の返却ついでに何の気なしにそれらの展示を眺めていたら、一点、興味を惹かれた作文があった。

「憧れの白衣」と題された小学5年生の女の子が書いた作文だ。その子が将来医者になりたいと思うようになったきっかけのエピソードが書かれている。作者である女の子が小学1年生のとき、その子のおばあさまが心臓手術を受けられた。内科から心臓血管外科に紹介されて、そこで出会った外科医は・・・

「とても背が高く、体はがっちりているけれど目は優しそうな先生だった」
「『一緒に頑張りましょう』といって手を握ってくれた。その先生の手は、とても厚くて大きかった。とても人の体にメスを入れるように思えないくらいあたたかかった。そして私の不安な気持ちを優しく、力強く包んでくれたように感じた」
「退院の日、嬉しいはずの祖母が少しさみしい表情をみせたように感じた。毎日会っていた先生と会えなくなるのが悲しくなったのかもしれない」
「先生は祖母の病気だけでなく、病気と闘う祖母の辛い気持ち、私達家族の不安な気持ちも受け止めて、心に寄りそって力強く支えてくれる存在だった」
「・・・退院してきた後も、先生とは切れない心の糸でつながっていると信じている」
「先生に会うと、祖母の心臓がより元気になったのではないかと思える。それは、先生の手術の技術だけではなく、先生のあたたかい人柄が患者の心や体をより健康にしてくれたからだと思う」
「私も、先生のように体だけではなく心も元気にできるような医者になりたいと思った」
「そして、友達との出会いを大切にして、心と心の交流を深めてあたたかい心を大きくしていきたいと思う。また、祖父母、両親と過ごす時間を大切にして、命のつながりや健康のありがたさも忘れずにしていきたい」
「いつの日か、憧れの白衣を着て、憧れの先生に会いに行きたい」

素晴らしい文章です。小学1年生の子供の持つ感受性の豊かさに驚かされました。そして、それを5年生になった今、文章として再現している訳ですが、その感受性と観察眼の鋭さが見事に表現されています。

心臓手術を受けた当事者の皆さんならこの文章に共感されることでしょう。手術を受けた当事者ではないのに、祖母の心臓手術の体験から感じた気持ちをここまで書けるものなかと驚いた次第です。しかも小学生が書いた文章です。いやいや、受けた感情を、余分な知識や経験で歪められることなくそのまま正直に表現することができる小学生だからこそ書けるのかもしれませんね。あと、なぜかこういう内容の文章はほぼ100%の確率で女性にしか書くことができないようです。この点については私なりの考察がありますので、いずれ別の記事で紹介したいと思います。

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カムバックハート宛のメールについて

このブログを読んで関心を持って下さった多くの方からメールでのご連絡やコメントへの書き込みを頂いております。心臓を通じての縁ですので、すぐに返事ができないことがあっても必ずお返事差し上げるようにしております。

ところが、メールをお送りしてもエラーで戻ってきてしまう場合があります。携帯電話会社のキャリアメール(docomo.ne.jp、ezweb.ne.jp、softbank.ne.jpなど)をご使用されている場合、当方からPCメールでメッセージを送信すると、受信側の設定によって受信拒否される場合があります。初期設定でPCメールは受信しないとなっている機器もあるようです。

しかもエラーメッセージがこちらに来る場合とそうでない場合があるようです。エラーに気付いた場合は、私のキャリアメールからメッセージ送信することにしておりました。しかし、エラーがかえって来ていない場合は、返事が届いてるとこちらで思いこんでいるので、「いつまで経ってもカムバックハートから連絡は来ないなぁ」と逆に思っていらっしゃる方がおられるかもしれません。

実は、最近、携帯電話のキャリアメールを解約してしまいました。現在、キャリアメールを持っていません。よって、PCメールを受信拒否設定されていると連絡を入れることができません。お手数ですが、その場合は、こちらのPCメールアドレスを個別に受信可能に設定して下さると幸いです。

最近管理人宛にコメントを下さったM様、何度かメールをお送りするように試したのですがエラーで戻ってきてしまいご連絡できておりません。申し訳ありません。

カムバックハートこと鍋島からのご連絡まで。

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暑中お見舞い

先日来、母のパソコンに、心臓外科のM田と名乗る人から寄付金を求めるメールが届くようになったらしい。明らかな詐欺メール。心臓手術関係のホームページを閲覧してどこかの悪い業者にデータマイニングされたのでしょうか。しかし滅多に使わないと言っている母のパソコン用のメールアドレス宛にそういう迷惑メールが届くのも気持ちの悪いものです。

ちなみに、私のこのブログへの連絡先にしているメールアドレスはフリーメールですが、不思議と迷惑メールはほとんどないです。あと、皆さんに書いていただくコメントも公開前の承認制にしているので、ほとんどいたずらはないです。

ここにきて暑い日が続いていますが、皆さんの心臓の調子は如何ですか?

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天皇陛下の心臓バイパス手術

今日、天皇陛下の心臓バイパス手術が予定通り終了した。手術時間3時間56分。夕方にはICUに移動され、既に麻酔から覚めて皇后さまとお話をされた模様。

夕方6時過ぎ、執刀医をはじめとする医師団の記者会見が行われた。NHKと民放1社の2チャンネルで生中継。

執刀医である順天堂大学の天野篤先生の、「手術が成功かどうか判断するのは、天皇陛下が公務に復帰された時であって、今の時点で成功かどうか言葉にするのは時期尚早だと言いたい」とコメントをされたのが印象的であった。

手術は当初からの予定通りに進行し、想定された通りの経過状況なのだと医師団の会見を聞いていて想像できた。「手術は大成功です!」と国民に対して早く宣言したいところをあえて慎重な発言をされた天野篤先生は、やはりものすごい医者なのかもしれない。

記者会見を生中継していたNHKのスタジオには南淵先生が登場。会見後の解説をされていた。やはりその時にも天野先生の慎重な発言のことを真っ先にコメントされていた。

南淵先生、最近ダイエット中とかで、テレビの画面でもスマートに見えましたね・・・

心臓手術が世の中の関心を多く集めているここ最近です。そのせいか、このブログのアクセスカウンターも沢山回っているようです。

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ちょっと連絡まで

緑の旅人さん、

深津さんが連絡とりたいそうです。もしこれ読んだら連絡してみてください。

業務連絡でした・・・

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プロフィール & メール

Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者ではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。

このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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