奇跡は続く 僧帽弁閉鎖不全症のはなし PART2

南淵先生監修の小冊子「奇跡は続く」の第4弾が発行された。三つ葉葵さんのエッセーが掲載された「僧帽弁閉鎖不全症のはなし PART1」に引き続いて、今回は「僧帽弁精査不全症のはなし PART2」である。

この「奇跡は続く」シリーズは、「大動脈弁狭窄症のはなし」、「心臓機械弁のはなし」、「僧帽弁閉鎖不全症のはなし」へと続いている。僧帽弁形成術のテーマ内容は豊富ということで、2部構成になった模様だ。

今回の目玉は、「働く世代の僧帽弁手術」という、南淵先生と僧帽弁形成術を受けた(元)患者4人による座談会である。出演メンバーはもちろん、私の自慢の(元)患者仲間と私自身。弁形成術を受けた働き盛りの男性4人の生の体験談だ。病気を乗り越えるために手術を受けることになった経緯、治療にあたっての勤務先の対応や、復職までの過程、復職後の会社側の対応など、これまでなかなかフランクに紹介されることのなかったテーマだそうだ。

綺麗な写真と共に、座談会当日のその場の雰囲気を蘇らせるような巧みな文章で其々の参加者の言葉が4頁も紙面を割いて表現されている。座談会以外にも、東京ハートセンター副院長の細川先生による弁膜症患者に対しての治療に前向きに臨んでもらいたいという内容の記事や、南淵先生の僧帽弁形成術に対してのエッセーが書かれている。

自らが参加した座談会の様子がこうした印刷物となって手元にあるというのは、なかなかの感動である。弁膜症患者の方には、これまでの「奇跡は続く」シリーズ同様に、きっと参考にある読み応えのある一冊だと思う。

入手については、東京ハートセンター外来か、コーディネーターの深津さんにコンタクト頂ければ手に入ると思います。





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奇跡は続く 僧帽弁閉鎖不全症のはなし

南淵先生監修の小冊子「奇跡は続く 僧帽弁閉鎖不全症のはなし PART①」が発行された。

A4版、8頁カラー印刷。病気やその治療法について南淵先生の分かりやすい解説が写真や絵を交えて心臓病患者向けに書かれている。「奇跡は続く」の大動脈弁閉鎖不全症弁置換編を、以前外来で先生から見せてもらった。今回はその僧帽弁閉鎖不全症版が完成したのだ。

既に僧帽弁の手術を受けてしまった我々にとっては、僧帽弁閉鎖不全症という病気や弁形成術についての解説に目新しさはなかった。だけどそれは、今、この世の中にある多くの治療法の中で、一番確実な結果を期待できる方法を紹介している。これから手術を受けるかも知れない方々にとって、これを読むことによって得ることのできる知識は、抱えている不安を大きく解消してくれる助けになるのは間違いないと思う。

小冊子の中の患者体験記のコーナーに、我らが三つ葉葵さんのエッセーが1頁丸々記されている。丁度一年前、突然指摘された心雑音。そこから僅か2カ月で南淵先生の手術を受けるまでの心境を綴ったもの。その過程を決して後ろ向きにとらえないで、病気になったこと、手術を受けたこと、2回目の人生を歩むことになったこと、それらの意味を感じ取りながらこれからもゆっくりと確実に生きていきたい・・・そんな三つ葉葵さんの感動の文章である。

この小冊子、医療関係者や患者に配られるそうだ。手に入れたい方は、とりあえず、東京ハートセンターの外来にコンタクトするしかないかもしれない。

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小冊子と心臓病仲間のモノクロ手焼き写真


南淵先生と三つ葉葵さん

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Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。

このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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