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「心臓の暗号」

定期的に連絡を頂くこのブログ読者の方から一冊の本を紹介して頂いた。この本の題名は、我々心臓病経験者にとってとても興味深い。

「「心臓の暗号 心臓は思考し、細胞は記憶する。」 ポール・ピアソール著 藤井留美(訳) 




早速購入してはみたが、正直、前半は読み進めるのにかなり根気がいった。原文が外国語でそれを訳したものであり、興味がある心臓の話とは言え、専門領域的な文章が一般人の理解に入り込みにくいからかもしれない。

だが、第二部は、一変して一気に読み終えてしまった。

大まかな内容は次の通りである。心臓は思考する力を持っており、人体の75兆個の細胞は記憶をすることができる。現代科学では人の記憶は脳がつかさどっていると理解されているが、それに加えて、心臓にも記憶を持つことができる。心臓は「Lエネルギー」を発している。心臓移植を受けたレシピエントがドナーの性格や気質を受け継ぐ例があることなどから、現実の科学では認められていないこうした力の存在を紹介したい。

健康と病気、愛、癒しなどに心臓がどのように関わり、どういう働きをしているかを述べている。心臓は血液を全身に送るだけの機能的なポンプだけではないのだと実感できる。

共感させられる文章が多々あった。そうした頁に付箋を付けていったら、13枚付いた。幾つかの文章を紹介すると・・・
「健康のイメージは大地を踏みしめて揺るぎなく立っているというより、棒でたえずバランスをとったり、体重のかかりかたを調整しながら綱渡りをしている感じなのである。」
「私たちは何かによって癒されるのではなく、ともに癒される。癒すエネルギーを発散させる心臓が、あえて何かをやろうとするのではなく、ただ患者の心臓のそばを取りまけばよい。」
「ネガティブな才能を持たないと、いつも楽しいのが生まれながらの権利だと思ってしまう。だからそれがかなわないときには、本来持っているものを奪われたように感じるのだ。」

もし興味を感じられ方は、読んでみては如何でしょうか?良かったら感想をコメントでお知らせください。

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術後3回目の誕生日

今日で術後丸3年を迎えた。

今日の始まりは不思議な夢だった。これまで心臓手術の夢を見た記憶はなかった。今日の術後記念日を特別に意識していた訳ではなかったが、今朝がた見た夢は、恐らく自分自身の心臓手術後の様子だった。人工呼吸器の管がまだ喉に入っていてそれを取り外してもらうシーン、それから、ICUから一般病棟に移動するところ。そんな夢だった・・・そして、場面が変わって、若い子供と思われる患者さんが同じように術後、麻酔から覚めると直ぐに若いお医者さんがその患者の喉から管を外している夢・・・

こんな夢を見たものだから、3年前の手術日のことを朝から鮮明に想起することができた。

そして、術後のハート記念日を祝ってくれる仲間からの心暖かいメール。そして、冬とは思えない温暖な気候となった今日、それはそれは素晴らしい時間を過ごすことができた。

こうして、毎年の自分の誕生日よりも術後記念日の方が重きが多くなってきたような気がする。その方が良い。まだ3歳だし。

体調良好で健康に過ごすことができるのはありがたいことだ。



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プロフィール & メール

Author: カムバックハート

カムバックハートブログバナー

カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の49歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者やカウンセラーではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

コルコバード


南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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