開催案内 「第4回 (元)心臓病仲間 お姉さま会」

第4回 お姉さま会の開催は終了しました。

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三つ葉葵さん主催のお姉さまシリーズの集まりが開催されます。参加は女性限定となっておりますので、私も参加資格がありません(笑)
参加ご希望の方は、三つ葉葵さんまで直接ご連絡下さい。
カムバックハート

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「第4回 お姉さま会の開催について」

お姉さまのみな様、こんにちは。
久しぶりにお姉さま会を開催いたします。

日時:2015年1月11日(日) 11:00〜
場所:東京駅近くの某ビル内のレストラン
会費:当日、ご自身で注文していただくものの料金
参加資格:お姉さま・・・女装は不可です(笑)

参加をご希望の方は必ずご自身より三つ葉葵までメールをお願いします。
初めてご連絡下さる方は簡単なプロフィールを添えて下さい。
(LINEなどで伝言を受けている方も、一度必ず三つ葉葵宛にメールをください。)
場所の詳細は、連絡をいただいた方にお知らせいたします。

今回は遠方の方も参加しやすいように、東京駅近郊とさせていただきました。
ふるってご参加ください!
術前の方、特にお気軽に参加してくださいね。

過去に開催されたお姉さまシリーズの様子はこちらです。

三つ葉葵

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番外編 (元)心臓病仲間の集まり in 伊豆

心臓病が縁で知り合った(元)心臓病仲間の繋がりは色々な形で発展する。食事&飲み会はもとより、野球やサッカーなどのスポーツ観戦や小旅行など、気が合うもの同士で楽しんでいるようだ。今回、二地域居住生活をご夫婦で22年も行われているUNE燦々の伊豆にあるお宅に三つ葉葵さん、オサミンさんと共にお邪魔してきた。

最寄り駅まで電車で向かい、車でお出迎えして頂いた後、地元のスーパーで新鮮な食材を買い込む。車で15分ほど山の中に入ったところにUNE燦々の広い敷地に建つモダンなお宅があった。周りは木々の緑のみ。家の前には小川が流れ、せせらぎの音が心地よく響いている。敷地を横断するように水路が走っており、豊富に流れている湧き水を手のひらで汲んでそのまま飲むことができる。

事前に聞いていたお話から半分は想像していた通り。残りの半分は私の想像を超えた環境だった。私が理想として求めている自然の中での生活実現の場がそこにあるという状況であった。

先日シルバーボランティアの方々の協力で敷地の中にあった日当たりを悪くしていた樹齢25年相当の杉や桑の木を数本切り倒したとのこと。日中は、その枝葉をかき集めて、焚火で燃やす作業に没頭。これが半端じゃない量があり、何度も何度も敷地の中を往復して火に枝葉をくべて燃やす。緑と水と火、この3つを堪能した。



夕食は屋外テラスで地元の魚や野菜を炭で焼いてバーベキュー。その後は、ビール、ワイン、日本酒に焼酎と、(元)心臓病仲間がこんなに飲んでも果たして良いのだろうか(術後だから好いでしょう!)というくらい酔いに舞う。いつもの集まりの飲み会と違って、今夜は家に帰らなくてもよいという安心感がそうさせるのか、それとも昼間、体を動かした労働の対価としての酒の旨さなのか、私は久しぶりに充分に酔った。薪で焚いたお風呂もお湯加減が最高で気持ち良い。(元)心臓病仲間4人の会話はやはり今回も尽きることがなく深夜まで続く。



今回聞いた心臓にまつわるエピソードを一つ紹介。UNE燦々が南淵先生執刀の心臓手術受けられたのは約3年前。手術後のとある夜のこと、ICUに居たUNE燦々に、大事には至らなかったがちょっとしたトラブルが発生した。丁度その時、自宅にいた愛犬のクロちゃんがUNE燦々のご主人様の枕元に駆けつけて何かを必死に伝えようとしていたとのこと。普段は枕元に上がってくることは許されていないらしい。だけど、その日だけはそれを無視してとにかく何かを伝えるために忙いでやってきたのだ。数年前の健康診断で大動脈弁が2尖弁で逆流が発生していると知ったUNE燦々。日頃クロちゃんに、「もし何か私に起こったらすぐにお父さんに伝えるのよ」と教えこんでいたらしい。ICUでトラブルにひんしていたUNE燦々のことを病院から何十キロも距離が離れている自宅にいたクロちゃんが本能的に感じ取って、ご主人様にいち早く伝えようとしたようだ。そんなことがあるのですね。


クロちゃん


ワイングラスの底がハートの形(三つ葉葵さん撮影)

山の上流から激しく流れてくる小川の水が川石にあたって発する音をBGMにして寝床に着いたのは、日付が次の日に変わった時刻。そして、朝は朝で、早めに起床して、森の中を1時間程散歩。これがまた気持ち良い。夏みかんをもぎ取ったり、綺麗な水のあるところでしか出来ないというわさび畑を見学したり。朝食は、美味しい生わさびと鰹節をあったかいご飯にかけた涙丼。食後は、皆さん、それぞれが毎日飲んでいる薬の披露会。こんな仲間の集まりでなければ、普段飲んでいる薬をテーブルに並べて見せびらかせながら飲むようなことはないだろうな。

そして再び、敷地内の丸太を整理したり、火を燃やしたり。敷地の外周を歩いて回ったり。これが山あり谷ありでとにかく広いのでまさにジャングル探検。存分に体を動かし充実感を得ることができた番外編 (元)心臓病仲間の集まりであった。うねさん、ありがとうございました。



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第九回(元)心臓病仲間の集まり

第九回(元)心臓病仲間の集まりがいつもの要領で開催された。参加者は19名。毎回参加して盛り上げてくれる常連の仲間達、買い出し、荷物運び担当の若手男子、初めて参加してくれた方、そして前回は術前での参加、そして今回は術後の元気な姿をみんなの前に現してくれた仲間。次回は必ず参加しますという約束通り群馬からやってきてくれたyukiさん、滋賀からの遠路をスーパーカブ(郵便配達のおじさんが乗っているようなバイクです!)で、一般道を10数時間かけてやってきてくれたかんちゃん。そうした参加してくれる仲間がいるから続いている(元)心臓病仲間の集まり。


会場にあったバラ園にて。"ゴールデンハート"っていう種類の黄色のバラがあるんですね。

今回の自己紹介の中で湧きあがった話題の一つは、心臓病と体の他の部位に起こる病気の因果関係について。例えば、心臓手術後に閃輝暗点が現れ始めたという人が結構な数いて驚いた。また、心臓手術をすると胆嚢が将来悪くなるケースがあるらしい。実際、心臓手術後に胆嚢を摘出されている方も今回の参加者に複数いた。但し、これらの現象は心臓病や心臓手術と因果関係があるという説もあれば、そうではなく、たまたま別の原因、または心臓も含めた複数の原因が関わっているなど諸説があるらしく素人判断はできないようだ。

兄弟姉妹、または親子で弁膜症を患う場合もあるらしい。今日の参加者の中にもそうした方がいらっしゃった。弁の組織が遺伝的に弱いという体の構造が似てしまうことは、兄弟で顔や声が似るのと同様に起こるのかもしれない。夫婦で弁置換されているという方も知っているが、これは元は他人同士だから全くの偶然。それとも、同じ病気同士だと無意識に何かお互いに惹かれあうものがあるのかな。

ピアカウンセリングというものがあるらしい。同じ境遇や経験をした者同士がお互いを精神的にサポートするカウンセリングのことらしい。特にそれを意識して始めた訳ではないが、この(元)心臓病仲間の集まりって、正にそれそのもの。


2次会は中華街にて。

二次会での印象的な話題は、第二の誕生日について。我々、心臓手術経験者は、自分の手術日を第二の誕生日と称している。実際、自分の本当の誕生日よりも第二の誕生日の方が意識としては高い。その気持ちが(元)心臓病仲間の間で共感されていることを今日改めて確認することができた。

オフポンプのバイパス手術でなければ、通常は心臓手術中に、心臓は一旦鼓動を停止している。その間、人工心肺という機械によって体内への血液の循環は行われている。そうした状態での心停止は3~4時間程度までであれば、心臓はほとんど問題なく再び鼓動を開始してくれるのだそうだ。私の心臓手術の心停止時間は59分間であったと病院からもらった記録書に書いてある。今日集まりに参加されたドラゴンさんは、大動脈解離による人工血管置換と大動脈弁置換を行う大手術だったので8時間も心停止せざるを得なかったとのこと。いざ、心臓を再鼓動させようと心臓に血液を循環させても、なかなか鼓動を開始しない。心臓が目覚めるように電気ショックを与えてみるが反応が起きない。出力を上げた2度目の電気ショックも効果がない。医者からドラゴンさんのご家族に対して、3度目の電気ショックを与えても良いか確認がなされる。家族の同意を得て行う処置ということは、もはや想定されていた手術の状況ではないはず。更に電気の出力を上げた3度目の電気ショックでドラゴンさんの心臓は無事に再鼓動をはじめたのだそうだ。彼はその心臓手術中の医師や看護師の行動や処置内容が記載された命のカルテを病院からコピーしてもらったそうだ。

なぜ我々が第二の誕生日を今後一生忘れない特別な日だと崇め奉るのか。その理由は恐らく心臓手術経験者には理解できても、そうでない方はいくら話を聞いても理解できないのではなかろうか。一日10万回、一生涯動き続けている自分の心臓を一旦止める。その間は死んでいるも同然。だから、無事に術後の生活を開始できたその手術日は第二の人生の始まりの日、まさに第二の誕生日なのだと思う。

麻酔が効き始めて意識を失い、心臓手術が終わった後、意識が戻った時の感覚はどうであったのか?そんな話題にもなった。私の場合は、知らない間に眠り込んで、気が付いたら目覚めたという当たり前の感覚。若いころ、変な時間に昼寝すると、起きた時に、今が一体夕方なのか、それとも朝方なのか一瞬時間の感覚が分からなくなったことがあるが、そんな感じに近いかもしれない。人によってこの心臓手術の前後を結ぶ時間の感覚は微妙に異なるようで別の感覚を伝えている方もいた。いずれにせよ、その時に、第二の人生として生まれ変わる瞬間をまたがるわけだ。8時間の心停止、あわや心臓が再鼓動しなかったかもしれない状況から生還されたドラゴンさんだと、ひょっとして何か特殊な感覚や、もしかしたら向こうの世界が見えたのではないかと思ったがどうなのだろうか。心と身体は必ずしも常に一体ではなく、例えば、術中に幽体離脱して自分の手術を客観的に眺めている自分がいるなんていう話もあるそうだ。

薬の話題でも盛り上がった。術後全く薬を処方されていないという方も何人かいらっしゃるが、心臓の薬であったり、その他の持病の薬であったり、数種類の薬を服用をされている方が多い。全く同じ処方という方は少ないが、定番の循環器系の薬があって、ワーファリンの量や、ジェネリックのこと、薬の梱包が最近変わって開封しにくくなったなんていうマニアックな話題にも共感や意見の交換があって面白い。

心臓病を患ったという共通の経験を持っただけで、年齢、性別、仕事も趣味も異なる多くの方々と出会えるなんとも素晴らしいこと、それが(元)心臓病仲間の集まりだ。次回の第十回記念の(元)心臓病仲間の集まりは来年春ごろ開催予定です。


今回もお弁当持参で早く会場に集まった仲間たち


術後2年数か月のヒメノさんとオサミンさんの創。ほぼ同じ時期の手術ですがその後の創の変化は体質など諸条件に左右されるので人それぞれです。


真面目な集合写真よりこっちの方が動きがあって面白かったのでこちらを採用

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プロフィール & メール

Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者やカウンセラーではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

コルコバード


南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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