第十二回(元)心臓病仲間の集まり 開催案内

第十二回の集まりの開催は終了しました。参加して頂いた皆様、ありがとうございました。

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恒例の「(元)心臓病仲間の集まり」を下記の要領で開催いたします。

◆日時: 6月18日(土) 13時~17時 (開場は10時)
◆場所: 神奈川県横浜市元町付近(港の見える丘公園近く)
◆参加人数: 20名程度
◆参加資格: 心臓病経験者(術前、術後、かかっている病院を問わず)及び、心臓病の医療関係者
◆参加費: 会場代と飲み物代を割り勘(二千円程度の実費のみ)

集まり開始は13時ですが、開場は朝10時です。
いつも話足りない方、少な目の人数でより落ち着いてじっくり話をしたい方などは、昼食のお弁当を持参の上早めにお越し下さい。また、2次会(自由参加)も中華街にて予定しています。お酒が入ると参加者の皆さんの会話もまた弾みます。

参加ご希望の方は、カムバックハートこと鍋島までメール、または当ブログに参加希望のコメントをお送り下さい。(初めての方は簡単なプロフィールもお願いします。)

常連仲間はもとより、以前集まりに参加したけどご無沙汰の方や、現在、心臓病を指摘されて不安を抱えていらっしゃる方など、参加をお待ちしています。心臓手術を受けるかどうか悩まれている方、生の体験談を聞きたい方、少しでも心臓病や心臓手術に対する不安を解消したい方 etc、少しの勇気を出して是非集まりにお越し下さい。

出席者のみに配布する参加者名簿を事前作成しますので、後ほど簡単なプロフィールの記載をお願いいたします。

これまでに開催した集まりの様子ははこちらの記事をご参照ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

カムバックハート(鍋島)

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考心会 平成28年度総会&講演会

今日のお昼頃、相模大野駅で電車降りて改札を出ると、三原じゅん子さんにバッタリ。選挙活動中でした。昔、テレビで見ていました。恥ずかしくて写真は撮れずに、何故か一目散に考心会会場へ。

考心会は、会長の山本さんのお話からスタート。考心会の会報には、会員の皆さんの近況が載せられるのだが、その中から幾つかのエピソードをご紹介。そして、今年考心会創設20周年を迎えるにあたっての記念事業や患者力についてのお話。次に、やや堅苦しい総会では第一号議案から第五号議案までが承認されて、休憩タイム。

周りにはTTおじさんやバードさん、昨年から集まりやイベントでお会いしているFさん、Oさん、黒鉄さん。知っている仲間はそれくらい。会場は満席で160名くらいの参加者のようだった。

講演会第一部は、南淵先生の「近況報告その他」。 「覚悟の瞬間に、南淵先生が登場していますよ」と司会の方から紹介。家に帰ってからこの動画を観ましたが、考心会の講演と違って真面目に良い事言ってますね!先生!また、昨年の講演会でとても分かり易く面白く大腸内視鏡のお話をしてくれたNTT関東病院の大園先生が今晩のTBS「情熱大陸」に出演されるとのこと。

という訳で、昭和大学に移られて半年。南淵先生は体重がプラス10kgになられたとか。一方、あとで出てきますが、深津さんはこの半年で5kg痩せられたとか。

既にご存じの方も多い、心臓手術相談ラボ。世の中で患者が心臓手術について情報が欲しいと思っても、近年、医者、看護師、事務員に対する病院の管理が厳しくなり、ある意味口が堅くなっている、そんな中で患者が電話でアクセスして質問をするという環境がない。それを解決するための活動の一つがNPO法人化された心臓手術相談ラボだとのこと。心臓手術についての相談をしたい方が該当のフリーダイヤルに電話すると、深津さんが応対される。たまに南淵先生がでることもあるとか。フリーダイヤルなどの経費を賄うためにNPOに対する寄付のお願いもあった。

南淵先生の外来は、毎水曜日の午前が品川の稲波・脊椎関節病院、午後が南町田病院。月曜は沖縄で手術、火曜、木曜、金曜は昭和大学、土曜は札幌で手術というような毎日だそうだ。

南淵先生は、術後の患者でも外来にやってくれば診続けてくれる。だが、一般的にはそれは違っていて、よその病院から自分の病院に紹介してもらう紹介率、そして、手術後、紹介元に戻す逆紹介率、その両方を高めて患者をどんどん動かすようにするというのが病院経営の方向性だそうだ。心臓手術を受けなくては助からないという状況下で患者が心の光を見出した医者を、命の番人として術後も会いたい、外来で先生の顔を見ただけで安心できる、そういう患者さんは術後もどんどん僕に会いに来てくださいとのこと。患者が元気になるために医者を使う。そういう役割を南淵先生は喜んで引き受けて下さるとのこと。また、先生も患者から元気を得られてる。

ここで、話は深津さんのことへ。噂で聞いていたが、深津さんが胆嚢の手術を受けられたとのことで、深津さんが檀上へ。

3月下旬、食後に胃に強烈な痛み、息が浅くなり冷や汗が出たとのこと。2日後、同じ症状が発生し、診察を受けると胆嚢に石があり、手術が必要との判断。翌月、南町田病院で入院、手術。遅ればせながら、患者としての気持ちを、術後の創の痛みを含めて感じることができたとのこと。そして、病気になってある意味では良かった。食生活など、体に気をつけるようになった、自分の体の声を聴くようになったとのことで、我々心臓手術患者が思っていることそのものが深津さんの口から語られた。深津さんのすごいのは、自分の胆嚢の手術の翌日に、例の心臓手術相談ラボにかかってきた相談の電話に、入院中のデールームから声も出にくい状況でスマホで電話で応対されたこと。自分の持っている情報は全て話していると仰っている。

再び休憩を挟んで、第二部の講演は、大和成和病院心臓血管外科主任部長の畝大(うねだい)先生の「心臓手術後の飲み薬にういて」。大和成和病院は2010年には全国で第三位の心臓手術件数を記録したが、心臓手術の件数が多い病院は死亡率が少ない。15件/年以下の場合は3%の院内死亡率だが、51件/年以上だと1.54%に。それは医者の技量に加えて、スタッフの経験が豊かであることが大きいとのこと。講演の前半は、カナダに留学されていた4年間の様子が多くの写真で紹介された。モットーとされているのは、言葉が完璧でなくても患者の顔をしっかり見て診ること。Face to Face。また、「術者の5分間は患者の20年を変える」というDr.Marc RUELの言葉を紹介。丁寧な手術を行うことが術後の患者に与える影響の大きさを語ったもの。また、最新の海外の心臓手術の動向なども紹介。そして、本題の心臓手術後の薬の話へ。術後の薬には、抗血小板薬、抗血液凝固薬、抗コレステロール、胃薬、など8種類ほどの薬がある。私も飲んでいるバイアスピリンは、今日の参加者のほぼ全員が飲んでいると言って手を挙げていたくらい処方されている薬のようだ。バイパスや、形成術後の弁、生体弁に血栓がつきにくくさせる。但し、この薬は胃酸が起こりやすいので、同時にタケプロンなどの胃薬が処方されることになる。タケプロンより弱めでよければガスター。抗凝固薬としては、機械弁の人は一生、そうでなくても術後3か月ほどは通常飲むことになるワーファリン。重要な薬であるが定期的に血液の凝固具合を検査してコントロールする必要がある。納豆や青汁はNGといった食事制限もある。それに対して、ここ最近でてきた新しい抗凝固薬が、プラサキサ、エリキュース、イクザレルトといった薬。これらは値段が高いが、コントロールも不要(?)で食事制限もないとのこと。不整脈の患者であれば切り替えても良いかもしれないが、機械弁の患者がワーファリンの代わりにするのはリスクがあるらしい。薬を変えた後、血栓が機械弁に取りついてしまった症例写真が映し出された。抗コレステロール薬は生体弁を長持ちさせる効果がある(?)という報告もあるらしい。術後の薬についてはまだまだ発展途中であり、分からないことも多いのが実態だそうだ。全ての高血圧を抑える薬にはふらつきや立ちくらみの合併症が起こりうる。脳内出血などのリスクと予後のリスクを見極めてバランスをとることが大事だとのこと。

患者としても医者に言われて処方された薬を常にうのみにするのはなく、自分の体の反応に敏感になっておく必要があると思った。薬と自分の体の相性は自分が一番良く分かるのだから。


考心会会長の山本さんと参加者

次回、秋の考心会は、創設20周年記念イベントとして、かなり豪華な講演会と音楽演奏会や出版物まで予定されているそうです。考心会に参加を希望される方はこちらへ。(どこの病院、どこの先生の手術を受けた方でも考心会に参加可能です。)

考心会ホームページ http://www.koushinkai.net/
考心会連絡先メールアドレス:exam@koushinkai.net

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プロフィール & メール

Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者やカウンセラーではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

コルコバード


南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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