(元)心臓病仲間のお姉さまシリーズその1

(元)心臓病仲間のお姉さまシリーズ。それは、三つ葉葵さんがまとめ役の女性限定の南淵チルドレンの集まりである。

今日、都内二子玉川のとあるレストランで第一回の集まりが開催された。集まったのは、ここ1年程の間に南淵先生の弁手術を受けられたうら若き女性5人。女子会の場にカムバックハートこと私もこのブログの取材目的でオブザーバー参加させて頂いた。

昨年暮れのある日、南淵先生から三つ葉葵さんの自宅へ電話がかかってきた。「お姉さまシリーズを企画したいので、葵さんに是非取りまとめ役になってもらいたいのですが・・・」という突然の内容。昨年行った僧帽弁閉鎖不全症の(元)患者による座談会や小冊子作りみたいな企画をやるのかと想像したが、お姉さまシリーズで何をやるのかは具体的に決まっておらず、ただ、同世代の女性弁膜症手術体験者が何人もいるので交流を持ってもらい、術前の方へのアドバイスも含めて患者仲間の輪を広げてもらいたいという主旨のようだ。電話で、メンバー数人の名前と連絡先を告げた南淵先生はそれ以降の展開を三つ葉葵さんに託された。

その電話の数日後、南淵先生からメールが私宛に送られてきた。三つ葉葵さんにお姉さまシリーズのお願いをしたことを南淵先生は律儀にも私にそっと伝えてこられたのだ。カムバックハートの(元)患者仲間の会に断りなくお姉さまシリーズを新規展開して失礼になってはいかんとのことらしい。実は、南淵先生が三つ葉葵さんに電話された直後、「先生からこんな電話がかかってきたよ~どうしよう~」という相談が三つ葉葵さんから私に入っていたのは言うまでもない。

さて、女子会での今日の話題は、いつもながら、術前の不安や症状、手術を受けるまでの検査、術後ののどの渇きのこと、リハビリ、食事、退院後の生活など、(元)心臓病仲間が集まれば必ず話題になるテーマの数々であった。術後2カ月の方もいたのだが、集まったみんなの服薬している薬の処方内容はバラバラ。誰一人として全く同じではない。術後の経過や生活に対する指示内容もまちまち。ある人は、1日の水分を1.2リットルに制限されたり、別の人は1.8リットルであったり、私の場合は水分制限は何もなかったり。以前から感じていたが、同じ南淵チルドレンでも検査内容、処方や生活指導などが、一人ひとりの体の状態に合わせてカスタムメイドされたように違っている。人によって心臓や体の状態は全部違うので、医学的な対応策も千差万別的に異なるのだろうか。一人一人の患者にとって最適と思われる治療方法を見事に使い分けておられる南淵先生の凄さを感じてしまった。

加えて、女子ならではの悩みや楽しみ(リハビリ室のイケメン理学療法士さんの話題)など、男子には分からない女子ならではの話も聞けた。インターネットのブログやホームページでもあまり書かれることがないであろう、特に女性患者にとって有効な情報も今日の集まりの場では多々話合われた。

普段の友人との集まりでは心臓の話はなかなかできない。仮に心臓手術を受けたことを知っている相手であっても、そのことを話題にすると気を使わせてしまうのではと思ってしまうし、そもそも心臓手術を経験した者でなければ理解できない心境や体の状態の変化の話題が多すぎて、心臓病を患った人でなければそのテーマで話が続かない。

(元)心臓病仲間の集まりでは、自分の体に今起こっている現象について気兼ねなく同病経験者に相談ができる。それによって、不安の解消やストレス発散もできる。仲間と会うことによって精神的な健康をも得ることができる。

そして、今日、印象的だったもう一つの話は、深津さんのことである。患者の不安を無くして心を癒す、そんな相談相手。コーディネーターであり、そして、手術室で我々の手術に最初から最後まで笑顔で対応してくれている手術室看護師であり、男性患者は元より、女性患者にとって同性としてより深い信頼をおいて相談ができる相手。それが深津さんなのだ。今日のお姉さまシリーズのメンバーの深津さんに対する信頼もとても厚かった。

南淵チルドレンお姉さまシリーズが今後どのような展開をするのかはまだ分からない。一説には、最近テレビ出演の多い南淵先生に同行して、お姉さまシリーズのテレビ出演も実現するかもしれないとか・・・今後の活躍に期待したい。

色つやの良い南淵チルドレンお姉さまシリーズ5人の手。

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お姉さまシリーズについて、記事にしていただいてありがとうございます。

第一回の集まりは、予想どおり楽しく時を過ごすことが出来ました。
やはり、(元)同病の方々とは初対面とは思えない親近感があるものです。
まして今回は同世代の女子会。
話が弾まないわけがありません。
病気にまつわる女性ならではの不安や悩みを、気兼ねなく話せたと思います。

南淵先生からこの企画の連絡をいただいた時にはびっくりましたが、
素晴らしい機会を作ってもらえたと思って感謝しています。
今回は全員術後でしたので経過についての話しが主となりましたが、
機会があれば、術前の方とも交流したいと思っています。

術前って、本当に不安ですよね。
その不安をどうしていいかわからずにいた時に、私も深津さんの笑顔に励まされたものです。

今回、女子会に特別取材参加したカムバックハートさん、女子パワーに圧倒されませんでしたか?(笑)

このお姉さまシリーズ、今後の展開はまだわかりませんが、地味に続けていきたいと思っています!



お兄さまシリーズ?

三つ葉葵さん、

これからのお姉さまシリーズの拡大を楽しみにしています。
お兄さまシリーズも作らなくちゃ。いや、やっぱ、それはいいか・・・
プロフィール & メール

Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。

このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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