術後4回目の誕生日

昨年もそうだったが、今年も快晴だった、術後4年目の誕生日は。4年前の手術当日の天気はどうだっただろうか?朝の状況しか覚えていないが、確か同じように良い天気だったはずだ。

先月、不意に、鼠径ヘルニアの手術を経験することになったのだが、心臓の方は4年前の僧帽弁形成術後の経過は良好で、心臓はまさに絶好調! 創の方は、さすがにこの年数になると変化は起こらないようだ。ケロイドになることもなく、十分満足な創の仕上がりと言ったところだろうか。

こうして順調なのも、定期的に心臓専門病院の外来で検査と診察を受け、心臓の状態をフォローしているのが大きな理由だと思う。3ヵ月毎に採血、胸部レントゲン、心エコー、心電図といった検査を行い、心臓専門医(私の場合は、心臓外科の南淵先生)に診てもらい、問題なしと太鼓判を押してもらう。どうでもよい薬剤だと言われつつも処方してもらう数種類の術後の予防薬は正しく服用を続けている。毎回の血液検査では、心臓病以外の成人病(中性脂肪、コレステロール、血糖、尿酸値など)の関連項目も詳しくチェックしている。

自分の体のことをまめにケアし、もし体に何か異常があればそれなりに早い段階で状況把握できる体制で生活している。それにも関わらず、私が生命保険や医療保険の新規加入や契約内容変更を行うには、3ヵ月以内に医師の診察、治療を受けたということや、心臓手術の経験があることを告知書に記入して提出する必要があり、結果はNGとなる。世の中には数年~10年以上も健康診断すら受けず、または、精密検査の指摘をされても受けに行ってない方が多くいるが、そうした方は生命保険会社に告知する必要がなく、保険加入がOKとなる。この点について、納得がいかない方も多いのではなかろうか? 生命保険会社さん、本当にリスクのある人間は誰なのかをよ~く判断してもらえないでしょうかね。

実際のところ、民間の保険に頼らずとも、高額医療補助や身体障害者制度、人によって職場などで加入されている健康保険組合からの補助などで、心臓病であれば治療自体にそれほど多額の自己負担金が発生する訳ではない。日本の医療制度の素晴らしい点だ。それでも決して十分ではないと指摘されている点も多いが、世の中の政治や経済の状況が悪化しようとも、少なくとも現状の制度くらいは維持してもらいたいものだ。

術後4回目の誕生日を元気に迎えたことのブログでの報告を終えて、今日の日は穏やかに過ぎて行こうとしている。明日から術後5年目に向けてのはじまりだ。



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おめでとうございます

誕生日おめでとうございます!
青空と満面の笑みと貴重な半裸姿の素敵な写真ですね〜。
手術創があまり目立たない様に見えます。
術後5年目もますますご健康であること
心よりお祈りしております。

お誕生日おめでとうございます!

お元気に4回目のお誕生日を迎えられた様子。
おめでとうございます。

鼠径ヘルニアも克服した後に迎えたお誕生日は、昨年とは違ったお気持ちでしたか?

年数が経っても、心臓手術を乗り越えたことによって得た心の変化は変わらないと思います。
そのことをあまり考えなくなるのは、その心の変化がすでに自分の中で当たり前になっているからなのだと思うのですが、どうでしょう。

穏やかな4歳代をお過ごしください。

メッセージありがとうございます

konpekiさん、三つ葉葵さん、それから、メールでご連絡頂いた仲間の皆さん、メッセージをありがとうございます。2008年12月の手術から丸四年を超えました。

創は、かなり薄くて目立たない状態になっています。こうして写真でみると全く分からない
ですね。鼠径ヘルニアの手術でついた腹の創の方は今のところそれなりに目立ちます。
というか、心臓の方はどちらかというと盛り上がるような創になる方が多いのに比べて
腹の方は、へっ込むような創、へそみたいな創になるような気がします。私の父親の腹の
手術創もそうでした。

心臓手術後の心境は、定期的に南淵先生や深津さんや仲間の皆さんと会う機会があるので
大きくは変わらないです。このまま術後何十年経っても、やはりあの手術の日のことは鮮明に
記憶として残っているような気がします。

引き続き健康に気をつけて、穏やかに生活していきたいと思います。

おめでとうございます!

遅ればせながら、第二の人生にとって四度目のお誕生日、おめでとうございます~!
快晴のお天気の下、美しい海を背景に、とてもお元気そうな笑顔が拝見できて安心しました。

この一年が、カムバックハートさんにとって、さらに充実した年になりますように。
また2月にお会いできることを楽しみにしています。

誕生日おめでとうございます。

誕生日おめでとうございます。

もう4年ですか、早いですね。
すると自分は来年4ねんですね。

傷跡、本当にないですね。
自分はガッツリあります。

5年目に向けて、良い1年でありますように。

おめでとうございます

ブログ拝見しています。
やはり、第2の誕生日は感慨深いですよね。  
私は、4歳4ヵ月ですが、普通の生活に感謝です。
5年後も10年後も、このような気持ちは変わらないような気がしています。

きず?青年の胸ですよ

おめでとうございます。
私の二回の手術の創から見れば手術痕とは見えないほどきれいです。透明のシール?でも覆ったのではないのかなと思うほどです・・・
7月にペースメーカーを埋めてから順調です。選挙速報を聞きながら年賀状を100通ほどPCで打っています想い出深き多くの人の顔を思いながら作成しています。それぞれのパターンに工夫を凝らしての作業です。
80歳を目前ですが”根”を詰めることに抵抗はないようです。活力ある暮らしができるのも手術を決断したお陰です。もちろん手術担当医師団への賀状は忘れません。皆さんの来る年がハッピーになることを祈っています。
プロフィール & メール

Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の49歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者やカウンセラーではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

コルコバード


南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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