術後二十一回目の外来

前回の年末の外来は、ロビーに順番待ちの患者が溢れる超満員状態であったが、今日はそこまでは混んでなかった。

いつも通りの検査。職員の皆さんがいつもに増して明るい笑顔を振りまいている。廊下で見知らぬ職員さんとすれ違った際も、「こんにちは」と気持ちよく声をかけて下さった。雰囲気の良い外来フロアだ。

大型液晶テレビが2台、診察室前の廊下に設置されていた。相撲の生中継が放映されている。診察・検査待ちの患者の暇つぶし用だな。

体重測定、血圧、採血、心電図、心エコー。血圧は、128/69。処方されている薬を飲んでいる限りはとても安定している。体重は、昨年の鼠径ヘルニア手術後、更にもう一段階減ったようだ。以前から下腹部の脂肪が少し気になっていたが、ヘルニア手術後、そこがすっきりしてきた。思うに、ヘルニアで傷んだ下腹部の筋肉組織を補うために、内臓脂肪がそれを支えていたのかもしれない。そこを手術で治したので、余分な脂肪は不要ということで徐々に脂肪が落ち、体重が減ったのではないかと想像している。

深津さんが患者を診察室に呼び始めた。時間通りの順調な診察開始だ。

今日は、ある心臓病仲間の手術決断になるかという外来診察の日でもあった。これまでに何回も(元)心臓病仲間の集まりでお会いしている常連メンバーだ。診察前に外来ロビーで少し話をする。そして、彼女は南淵先生の外来診察室へ・・・診察時間は少し長め。診察室から出てきた彼女と再び話をする。手術を受けるか受けないか、いつ、どこで・・・まだ彼女の決断のプロセスは完全なものではなかったようだ。

さて、何人かの患者が呼ばれた後、私の順番が回ってきた。緑の手術着を着た南淵先生の外来診察。血液検査結果、心エコー検査結果、レントゲン写真のプリントアウトを頂く。体調良好で問題なし。今飲んでいる薬(バイアスピリン、タケプロンカプセル、アーチスト、ワソラン、アロシトール)との相性が良くてうまく体の状態をコントロールできているらしい。エコー検査の結果も良好。先生と少しお話をして診察室を後にした。


(撮影:三つ葉葵さん)



三つ葉葵さんも今日の外来。彼女の診察が終わると、南淵先生と三つ葉葵さんがエレベータでICUに上がっていった。なんでも、先月の東京ハートセミナーの会場でお会いした方のお嬢さんが今週手術を受けられたとのこと。

ただの外来診察だけではなくて、この病院に来るといつも大なり小なり何かしら心臓にまつわるドラマが起きるので飽きることがない。

受付で会計をしていると、今日が私と三つ葉葵さんの診察日だと知っていたマダムアリスさんが、ひょこっと現れた。さて、今日も外来後の打ち上げかと思いきや、マダムアリスさんは直ぐに家に帰らなくてはならないとのこと。今日は、こじんまりと、焼き鳥屋でビールとお酒を飲みながら、血液検査結果、心エコー結果とレントゲン写真に写っている胸骨を縛っているワイヤーを眺めて、良好な健康状態に満足していた。

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お疲れ様です

お疲れ様です。鍋島さん。

順調で何よりです。(^O^)/

次回の集まり

遠藤さん、

はい、順調なのが何よりですね。

そろそろ、次回の集まりの開催案内を出そうかと思います。
6月になります。
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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

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このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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