作家・林芙美子記念館

新宿区にある林芙美子記念館。「放浪記」「浮雲」などの代表作のある作家である彼女が死ぬまで住んでいた家が一般公開されている。実は文学の方の興味ではなく、相当の思い入れを込めて建てたというその建築物の方に興味があって見学に行ってきた。

期待通り素晴らしい建物(民家)であった。当時15万円、現在の貨幣価値でいうと7~8億円もするそうな。

それだけでは、このブログの記事にならない。そこでたまたま知ったのだが、林芙美子は実は弁膜症にかかっており、その心臓病が原因で満47歳で亡くなったとのこと。亡くなったのが1951年だから、まだ人工心肺も発明されるかどうかの頃。当時、心臓弁膜症を治せる手術なんてなかった訳だ。

心臓病に関わらなければ何気なく、「あっ、そう」で終わってしまいそうなちょっとしたエピソードを記念館の展示で目にして、親近感が湧いてしまった。

林芙美子の小説、読んだことないなぁ・・・読んでみるか。


林芙美子「落合日記」の直筆原稿。誤字だが5行目に「心臓べんまく性・・・とくとくとくと心臓が鳴る」という表現がある。


林芙美子の書斎

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No title

4年前位 近所の南長崎で暮らしていたので「林芙美子の家」行った事ありますよ!

これぞ日本家屋!ってな感じで小さい部屋が沢山あったような、、そして斜面に建っていて眺めが良かったような、、、、

林芙美子の弁膜症が死因だったとは知りませんでした。
当時 自分が弁膜症だってわかってたら目にとまってたかもしれませんね。

「世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館」も良かったですよ!前川國男邸の様なでかい三角屋根。和と洋が合体した和モダンな建物だったようだと記憶してます。


昔は日本家屋って古臭いなーなんて思ってましたけど、、、
今 散歩して目にとまるのはそーゆー日本家屋だったりします(笑)

日本建築

姫野さん、

世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館、今度行ってみたいと思います。

そうですね、僕も日本家屋、現代風民家って大好きです。
正岡子規の子規庵に最近行ったのですが、とても心地良い雰囲気の家と庭でした。
あの周辺の環境は、現代の世の中になってしまっては最悪ですが・・・

来月は九州、奈良、京都、滋賀に休暇で行きますので、機会があれば建築物訪問したいと
思っています。

滋賀の建築物のご紹介

こんなのはいかがでしょう・・・・

http://www.omi8.com/vories/buildings.html

ここには載っていませんが、旧伊庭家住宅も良いのでは

情報ありがとうございます

豆パパさん、

情報ありがとうございます。
近江八幡市内、見どころ一杯ですね。
でも、今回はいけないかな。

奈良の法隆寺は実は私の実家からかなり近いのですが、
実家に住んでいた頃はそういう建築物に全然興味なかったんですよね。
でも、西岡棟梁の本を読んだりして凄く興味が出てきました。
今回の帰省で行くところの一つです。

No title

ご無沙汰しております。

林芙美子さんは、弁膜症でしたか。
知りませんでした。
私は、弁膜症のなかでも感染性心内膜炎(化膿性脊椎炎を併発)だったので、抗生物質がなければ、正岡子規のように痛みにのたうちまわりながら、死ぬしかなかっただろうなあ、と、時々思います。

医学の進歩は、ほんとうにありがたいです。

病気を知って---

1951年に林芙美子が心臓麻痺で亡くなったと当時の病名?で書かれていた。昭和一ケタ生まれなので記憶がある。このような病名は最近聞かなくなった。昭和の終わりごろまでは新聞の訃報欄には心不全と表記されていたのを多くみかけた。が、最近では具体的に死因が表記されるようになったと思われます。心筋梗塞・弁膜症・肝臓がん‐ ‐ ‐ なにか決まりがあるのでしょう。医学やメディアが発達し患者も豊富な医療知識を持てるようになっています。特に高齢になり病気のデパート状態となりインホームドコンセントの時代、先生の説明以上に同病者同士が専門用語を使って喋っているのを聞きます。患者同士なら好いでしょう。先生と質疑を交わし不安を和らげ自分から治癒の努力をしようと向き合う姿勢は大切です。でも、知った知識で先生と議論となるといけません。コミ二ケーションマナーは大切ですね。
林芙美子の死因である弁膜症のブログを読んで他愛もない思いが飛び出て来たのでヒマだから綴ってみました。  たかしげ
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Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

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ブログ開設: 2008年12月
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このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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