術後第一回目の外来

退院後はじめての外来に行ってきた。退院から一ヶ月強になる。

予約時間より早めに病院に着き、心エコー、心電図、レントゲン、採血の定番検査メニューを実施。検査自体は1時間もかからず終了。南淵先生の診察を待つ。

外来の診察部屋前には10人くらいの患者さんがいた。なんとなく雰囲気で、この人は術前、この人は術後かなと判断できる。術前の人はやや不安げで、周りの様子を気にしている。術後の人は、落ち着いた感じ。いびきをかいてイスでうたた寝をしている人もいる。今日は、南淵先生の外来の日なので、皆さん、南淵先生に診てもらうのだろう。検査が手際よく終ってしまったので、診察までにしばらく時間ができた。その間、ブログのネタを思案・・・採血の時に画像を撮っておいたので使えるかな・・・。

外来採血1採血2

当日の検査結果は直ぐにオンラインでデータ化されるようだ。検査直後の診察の場で、血液検査結果も含めてデータを教えてもらえる。大和成和病院の場合、この辺りの対応は迅速でありがたい。別の病院だと、検査日と診察日が異なることもよくあるので。

待合の長イスで色々と考え事をしていると、お馴染みの紫のユニフォームを着たオペ室看護師長・コーディネーターの深津さんから名前を呼ばれる。診察室に入ると、白衣を着た南淵先生。真剣に検査結果を眺めていらっしゃった。「顔色が良くなったね。前来た時は、もっと暗い顔してたのに」とのこと。やはり、術前と術後では様子がかなり異なるようだ。しかし、どうもまだ、脈拍が早いらしい。自分でも自宅で毎日測っているが、100前後ある。でも、炎症反応も無いし、逆流もしてないので、ただ心臓が元気に頑張っているだけらしい。内服薬の処方が変わった。ラシックス20mgを止めに。これは利尿剤で、朝一粒飲むのだが、午前中はひっきりなしにトイレに行くたくなるくらい良く効く薬。利尿剤が無くなって少しは落ち着けるかも。あとは、テノーミン25mgを止めて、替わりにアーチスト錠5mgを一日二回飲むことになった。心臓の負担を軽くし、息切れや息苦しさを改善する薬と説明書きがある。脈拍を落とす効果があるのだろう。あと、創部に塗る軟膏を処方してもらった。オイラックスという塗薬。皮膚のかゆみを抑える薬と説明書きがあるが、かゆくはないんだけどなぁ。男なのであまり気にする訳ではないのだが、やはり傷痕は目立たないに越したことがない訳で・・・。ワーファリンは、あと一ヶ月くらい飲めば止めれるそうである。

例によって、今日の心エコーの画像をデジカメ動画に撮らせてもらった。手術直後に撮ったエコーの時と同様で、血液の逆流は正常レベル。良かった。おっと、今思い出したが、胸部レントゲンの画像を見るのを忘れた。肥大していた心臓が今後小さくなっていくのか興味がある。また今度見せてもらおう。

心エコー画面

診察の最後に、入院中撮り損ねた南淵先生の写真を撮らせてもらった。深津さんも一緒に。この写真は最近手に入れたライカで、丁寧にシャッターを押した。

そうそう、時間が掛かってしまったが、「入院記録写真集」と題したフォトブックが来週届く予定。(それについてはまたその時に記事にします。)

会計を済ませて、30日分の薬をもらった。帰る前に、2階病棟に足を運んでみた。懐かしいデイルームや、211号室などの病室・・・でも、そこの名札に書かれているのは全然知らない人達の名前・・・当たり前である。皆さん、術後、平均2週間で退院していくのだから。看護師さんはナースステーションで、日勤と夜勤の引き継ぎのミーティング中。チラっと眺めただけだけど、知っている顔が見当たらなかったなぁ。

なんだか、もうこの2階病棟は自分の居場所ではないような感じがしたので、足早に去ることにした。

次回の外来は、一ヶ月後である。仕事もそれまではオフを継続。体も自由になってきたし、あと一ヶ月の貴重な時間を有意義に過ごさねば。

<=PREV NEXT=>

⇒comment

Secret

がんばりましょう

カムバックハートさんこんにちは。
お初にお目にかかります。
同じ40歳代(後半ですが)で大動脈弁置換術を受けたりゅうと申します。
私の弁は残念ながら形成は出来ず生体弁への置換術になってしましました。
術後の苦労お察しいたします。
私は退院後1ヶ月で社会復帰をしましたが、それまでの間どちらかと言えば精神的に辛かったです。
今年の3月で術後2年になりますが、最近少し血圧が高めで気になっております。
カムバックハートさんがおっしゃるように同じ境遇の方とのつながりはとても勉強になります。
まして私などあのつらい思いを何年後かにもう一度しなければならない可能性が高いわけですし・・・・。
もう少しで社会復帰かと思います。
あせらずに頑張って下さい。
これからも宜しくお願いいたします。
ちなみに私は現在薬は何も飲んでおりませんが、3ヶ月に一度の割合で外来に通ってレントゲン、血液検査、エコー、心電図など定期的に行っています。

こんにちは。

りゅうさん、はじめして。コメントありがとうございます。
心臓病掲示板でりゅうさんのお名前だけは拝見したことあるような気が・・・

大動脈弁だと、形成術は難しいのかもしれませんね。
幸い僧帽弁だと形成術は現在の治療方法としてはポピュラーなようですが。

体調も良いので、仕事に復帰するのを早めようかと思ってましたが、昨日の
外来で脈拍がまだ早いのでもう少しのんびりしておいた方が良いと言われたので、
当初の予定通り2月一杯は家で安静にしようと思います。
と、思っているのですが、今日、子供がインフルエンザになってしまいました!
うつりたくないなぁ・・・

今後も何かトピックがあればブログ更新していきますので、情報交換等、
ぜひよろしくお願い致します。
プロフィール & メール

Author: カムバックハート

カムバックハートブログバナー

カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者ではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

当ブログ掲載の文章と画像の無断コピー、無断転用を禁止致します。

最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
COUNTER
ご訪問ありがとうございます:

累計訪問者数:
ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。

このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

コルコバード
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード