術後七回目の外来

春一番の生温かい風が強い中、そして、バンクーバーオリンピックの女子フィギュアスケートフリー決勝のテレビ中継のその時間、術後七回目の外来に行ってきた。

外来がなければ会社で仕事していた訳なので、オリンピックのテレビ生中継を見れなかったことはあきらめるとしよう。

さて、毎度同じ検査コースを回る。体重・血圧測定、採血、レントゲン、心エコー、心電図。そして、いつものように南淵先生の診察。心エコーの画像をモニターで見せてもらった。極わずかな逆流はあるが、正常な人間でもこの程度の逆流はあるらしいので、全く問題ないとのこと。また、聴診器で聞いてもらった心臓の音も、雑音のないクリアーな心音のメロディであるとのこと。南淵先生ご本人がおっしゃったのだが、オペラを観ることを趣味とされている南淵先生は耳がとてもよいとのこと。その耳で聞いた音なので間違いありませんとの説得力のあるご説明。なんとなく納得して安心感を感じてしまった。

このブログを見て、私宛にメールを下さったり、コメントを書き残してくれる人は多い。ブログ開設から1年3カ月程であるが、既に100人以上の方々からコンタクト頂いてきた。その中の一人の方から以前次のように言われたことがある。「カムバックハートさんのブログを見て大和成和病院で手術を受けることを決められた人は私以外にも沢山おられると思います。でもカムバックハートさんにコンタクトせずに大和成和病院で手術を受けることに決められた方も多いと思いますよ」

今日、南淵先生が、「あなたのブログを見て内の病院に来てくれる患者さんが結構いますよ」「今度、手術することになった若い方もそうです」とおっしゃった。

ということは、やはり、私の知らないところでも、このブログが何かしら参考となり、大和成和病院、若しくは、別の病院であっても、弁膜症手術に対しての情報を得ることに役立っているのかと実感した次第である。

心臓手術体験者仲間の集まりを昨年11月に開催したが、次回開催の際は是非参加したいというメールも多く頂いている。病気の治療を通して、結果的に沢山の仲間を作ることができる状況というのは素晴らしいことだと思う。暖かい季節になったら是非集まって、心臓手術体験者にしか分からないような手術の体験や術後の生活についてお互い語り合いましょう!

 大和成和病院の一階受付ロビー前にて

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手術は成功、退院しました!

カムバックハートさん、そして皆さん、北の国のネットワークの一人、ばろあちです。

2月8日に入院し、12日に手術、2日間ICUに滞在した後病棟に戻って順調に快復し24日に退院しました。今思うと、一日一日、一瞬一瞬がとてつもなく充実した、夢のような15日間でした。

術後の経過もきわめて順調で、退院時の医師の説明によれば、手術は100%の成功。自分で聴診器で心音を聞いてみても、術前のあの悲鳴に近いような逆流音(ドッピューン、ドッピューーン)がきれいさっぱりなくなって、ドックン、ドックンと力強い鼓動が聞こえてくるのは、とてもうれしく、また不思議に思えます。術前の音はICレコーダーで録音しておいたので、これからも大事にして、時々聞き比べをしてみようかと思っています。

やすさんが、ひとつ前のコメントで書かれていたように、同じ僧帽弁形成術でも、人により、病院により、術前術後の経過や治療・投薬の内容も結構違いがあるのだなあと、自分で体験して良く分かりました。私の場合も、そんな多様な事例の中の一つのケースとして皆さんと共有して行ければと思っています。これまでブログを開設したことはないのですが、これを機会にやってみようかと。

術後、そして退院後久しぶりにカムバックハートさんのブログを拝見して、あらためて思うのは、昨年9月に具体的に手術に向かって動き始めてから、どれだけ大きな力と安心を、このブログとそしてそれを通じて知ったやすさんからの直接のメールでいただいたかということです。あらためて、お二人に心から感謝いたします。同じ心臓手術体験者として、これからもどうぞよろしくお願いします。

新しい命を授けられた気がしています。
この命を大切に、そしてそこからあふれるものを分かち合いたいと思います。

3月1日 窓の外は雪  ばろあち



No title

へえ、術後7回も診てくれるんですか、大和成和。マイスター天野は、通常術後2回で終わりなんですが、どえらい違いですね。ちなみに私の場合は、なぜだかわかりませんが、術後3回マイスターの診察がありました。
マイスターは規定の診察ルーチンが終わった元患者には、きまってこういうみたいです。
「もう安心。順天堂にこなくていいですよ定期診断は、普通に会社とかでやるようなレベルを、やはり年一回受けておけば
問題ない。そこで何か言われたら、すぐ私のところに連絡しなさい。」

マイスターにやさしく?順天堂から開放された元患者たちは、なぜか「いやー、天野先生に”もうこなくていい”といわれちゃったよー。」と、嬉しそうに自慢??しあっています。
順天堂からの開放=完治、ということなんですかね。

お帰りなさい!!

ばろあちさん、お帰りなさい!

無事に手術を終えて、順調なご回復の様子、よかったです。充実した入院生活を体験されたようですし、心臓手術体験仲間になられた喜び(?)のようなものがコメントから伝わってきました。

術前の心音を録音されたのですね!僕もそれはやりたかったのですが、術後に思いついたアイデアだったので時すでに遅しでした。聴診器を手に入れたのも術後だったので、術前の酷い心音は、一度南淵先生の聴診器で聞かせてもらったときのかすかな記憶しか残っていません。今は、確かに、ドックン・ドックンという力強く、きれいな心音がしています。

北の国にいつの日か行くような機会がありましたら、是非ぼろあちさん、やすさんとお会いしてお話したいと思います。こうして、全国に訪ねていける仲間が増えてくるのも楽しいものです。

松本良順さん、どうもどうも。

そう、七回目の大和成和での外来診察でした。しかも、執刀医である南淵先生の外来。これは貴重です。ひょっとしたら、「とうとう術後百回目の大和成和での外来診察に行ってきました!」なんて記事を将来このブログに書いているかもしれません(笑)

多分、僕のように、特定のかかりつけの内科医を持たないような元患者には、戻るところもなく、しつこく面倒みてくれているのかもしれませんね。いずれにせよ、心エコーはこれから先も数カ月おきに検査してチェックしていくのでしょうから、大和成和みたいに迅速に検査・診察を半日でやってくれるところで診てもらえるのは僕にとってはありがたいです。会社の健康診断では、心電図とレントゲンはやるけど、心エコーはないですからね。南淵先生が現役である限り診続けてもらいたいと思ってます。

これって、なんか、メーカー純正の定期点検や車検を受けるような感じなのです。再度オーバーホールにはならないように願いたいところです(笑)

逆流ですか…
形成術を受けた人間は、逆流再発の可能性を頭に入れておいた方がいいのでしょうね。

先日、心エコーの検査があって、画像を見ていたのですが、素人にはよくわかりません。
聴診で心音はきれいだと言われたのですが。

こんにちは。

cocoroさん、

そうですね。弁形成術を一度受けた人は、やはり元々心臓の健康な人に比べたら、逆流が発生する可能性は高いかもしれませんね。なので、術後も定期的に心エコー検査も受けるべきなのだと思います。まあ、それを悲観する訳でなないですけど・・・私の場合は・・・少なくとも、現状レベルの逆流は正常レベルらしいので。

エコーの画面は、確かに素人には、良いのかどうか分からないですね。デジカメの動画で術前と術後のエコーの画面を保存しておいたのを見比べると、弁の動きは全然違ってます。

もし何か不具合があれば、弁の場合は聴診でほぼ分かるようなので、聴診器は自宅においてたまに自分で自分の心臓の音を聞いています。
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Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の49歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者やカウンセラーではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

コルコバード


南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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