入院三日目

病院への入院は、学生時代にバイクの交通事故を起こした際に一週間入院した経験があるが、その時以来。大部屋で他の患者さんと知り会ったり、看護師さんとお話したりすることに、入院前からちょっとした楽しみの期待があった。

同部屋の術前のSさんは、私より2日前に手術が予定されていて、病気のこと、食事の片づけ場所やTVカードの入れ方、その他諸々入院生活について教えて頂き助かった。同じく同部屋のOさんは、私と同じ僧帽弁の形成術を南淵先生から既に受けられており、とても元気に回復されている様子を見て安心した。

家族の待機場所や患者の集いの場になっているデイルームにいると、MさんやKさん、Oさん、別のOさんなど、色々な術後患者さんと知り合い、情報を得ることができた。術後4日目くらいでもピンピンして歩き回っておられるのを見て驚く。

デイルーム二階デイルーム (TC-1 + Tri-X 400)

このように、同じ病院で手術を受けられた他の患者さんから直接生の話を聞くことによって、手術に対する不安は完全に消滅していった。

同じ病院で同時期に治療した仲間とは、退院時に連絡先を交換してあるので、皆が元気になった頃、一度集まって食事でもしたいと思っている。

心臓の手術を受ける人の年齢は、60、70歳代あたりが一番多そうだ。81歳という方も二人見かけたがどちらの方もとても元気だった。50歳代以下になると極端に人数が少ない。私が入院していた約二週間、病院の同じフロアーには、27歳の方が最年少で、30歳代はゼロ、40歳代は私一人であったと思う。また、女性より男性の方が多い。メタボな太った人はほとんどいなくて、私もそうであるが、むしろ、普通体格かやせ気味の方が多かったのは意外であった。バイパス手術を受ける人と、弁膜症の手術を受ける人がほとんどだが、中には急性大動脈解離で救急車で運ばれてきた人もいた。

入院初日は、生活環境も変わり落ち着かない夜を迎えていた。そんな時、夜勤の看護師のYさんが私のカルテに書かれていたプロフィールを読んで話しかけてくれて、海外生活の話をした。看護師さんは20人くらいいるらしいが、不思議とこの看護師Yさんは、私の入院初日の夜、手術前日の夜、手術室までストレッチャーを押してくれたのも彼女、手術後、ICUから一般病棟に移った日の夜と、節目節目のところで担当して頂いたので印象に残っている。

日勤の看護師さんの仕事時間は、9時-17時だけど、夜勤は、16時30分くらいから翌朝の9時半くらいまで約17時間働き続ける。三交代制の病院もあるようだが、大和成和病院は二交代制であった。翌朝、夜勤の看護師さんの目を見ると赤く充血したりしている。さすがに二晩続けての夜勤はなさそうだけど、結構大変な職場なのだと実感。感謝しています!

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Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

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ブログ開設: 2008年12月
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このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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