術後十一回目の外来

今日の心エコーの検査予約時間が朝9時だったので、いつも病院に向かう時間より少し早めに家を出る。あいにくの雨。でも、先日、関東圏に降った雪の日よりましかな。通勤ラッシュとは逆方向だったので、電車は大して混まずに済んだ。雨なので今日は駅から病院までタクシーに乗ってもいいかなと思ったが、南林間の駅前ロータリーにタクシーが一台も居なかったので、結局雨の中を大和成和病院まで徒歩で向かう。

朝8時過ぎに着いたので、まだ受付は開始していない。こんなに朝早く来たのは始めて。清掃係の方が、ロビーのカーペットやトイレをきれいに掃除中であった。

時間が来て、受付で、予約票と診察券、保険証を提出。受付嬢曰く、「南淵は退職しましたので、本日は別の医師が診察します」とのこと。予想通りの対応であったので、冷静に了解する。

ロビーに院長交代のお知らせが倉田先生の写真と共に貼られていた。文面は、大和成和病院のホームページに記載されている「院長交代のご挨拶」と同じもの。南淵先生が大和成和病院を退職されて2ヶ月経つが、当日、病院で初めて南淵先生が居なくなったことを知る人はまだ多いようだ。驚きの声を上げている患者さんの家族が数組いた。



南淵先生にまつわる新聞記事や写真などは、一つも壁に貼られていなかった。1階の売店にはいつも南淵先生の著書が販売されていたが、これも無くなっていた。退職されたから当然かもしれないが、少し寂しい。

検査は、いつもの心エコー、レントゲン、採血。朝早かったせいか、診察に呼ばれるのもいつもより早かった。

昨年12月に南淵先生が別の病院に移られた訳だが、私は直ぐに南淵先生の居る病院へ転院しなかった。南淵先生の居ない大和成和病院を一度は見ておきたいと思ったので、確定していた今日の予約は大和成和病院で受けようと決めていたのだ。

その収穫はあったようだ。

術後、わずかな逆流は残っていると、以前より南淵先生から聞いていた。南淵先生はいつも、「これくらいの逆流なら、僕でもありますから・・・正常の範囲です」。聴診しても、「いい音しているから問題なし」と、明るい発言で患者を安心させてくれていた。

今日診てもらった先生は、「既にご存知だと思いますが、あなたの心臓に逆流は今でもあります。このまま定期的に検査は必要ですね。状態が悪くなれば再手術の可能性もあります」とのこと。

「検査結果は前回と変わりません」と最初に仰ったので、今回の検査結果が前回やそれ以前に比べて悪くなった訳ではないらしい。

つまり、同じ検査結果であっても、医者によって、それをどう患者に伝えるかは全く違う可能性があるということ。最近の南淵先生は、勇敢列伝その18でも書かれていたが、心臓手術のリスクなど諸々の事を非常にポジティブに患者に伝えようとされているようだ。一方、今日診て頂いた先生は、あくまでも客観的に医者として判断した診断結果を私にストレートに伝えられたのだと思う。

正直な患者側の感想としては、例えウソであっても、やはりポジティブに状況を伝えてもらう方が、その後の体調が良くなると思う。「病は気から」とは有名なことわざであるが、いつか再手術の可能性ありと言われれば、その日から、またかつてのように、いつかやってくるかもしれない先の日についての不安を少しづつ増大させていかなくてはならないからだ。でも、今日の先生の診断結果を聞けて後悔していないし、逆に良かったと思っている。どちらの先生も間違ったことを言っている訳ではない。あくまでも表現の仕方の違いだと思う。

もし今後、再手術を受けるように宣告されたとしても、最初の手術の時ほどの不安は襲って来ない自信がある。再手術は癒着もあるので、最初の手術より難易度は上がるとしてもだ。

もし、実際にそうなったら何をするか? 少し考えてみた。多分、私は、直ぐに私の自慢の(元)心臓病仲間達に相談すると思う。そして、彼ら彼女らは励ましの言葉をかけてくるだろう。そしたら、ほとんど全ての不安は解消できるはずだ。

唯一の問題は、そのいつかやって来るかもしれない時まで、南淵先生が現役の心臓外科医でいてくれるかどうかである。

次回の外来診察は、東京ハートセンターの南淵先生のところに行く予定である。既に予約も入れた。手続きは至って簡単。東京ハートセンターのホームページに載っている深津さんの電話番号にかけて、アポをお願いするだけ。紹介状も要らないし、検査データも病院間でやり取りしてくれるらしい。

今日の外来診察で、「次回は南淵先生のところに移ろうと思っています」と言ったら、「では、紹介状を用意しておきましょう」と言って、大和成和病院から東京ハートセンターの南淵先生宛の紹介状を用意してくれた。必要ないのかもしれないが、形としてはこれで一応の大和成和病院との別れである。この病院にもう戻ってくることが無いとは言い切れない気持ちはまだある。



さて、今日は病院ロビーで、緑の旅人さんと出会った。彼とは前回の考心会の講演会で顔を合わせている。遠方から新幹線で3ヶ月毎に大和成和病院の外来を受けに来られている。南淵先生にも深津さんにも今日は会えなくて物足りなく会計を済ませようとしていた折に、こうして患者仲間と会えたので嬉しかった。薬局で薬をピックアップした後、緑の旅人さんにまた今度会う日までと別れを告げて、病院を後にした。

病院前の喫茶店「SAKURA」で少し早目の昼食。三つ葉さんから、ここのカレーは、はるか遠方からもわざわざ食べに来る人がいる程美味しいと聞いたので、今日は、カレーのセットを注文した。食後、「とても美味しかったです!」とお店のお姉さんに伝えると、「ありがとうございます。いつもはオムそばめしでしたよね!」とのこと。3ヶ月毎の訪問だけど、自分がいつもオムそばめしを食べていたことを覚えてもらっていたようである。でも、残念。ここで食事するのも今回が最後かも・・・外来には行かなくとも、食事だけの為にここに来るのも悪くないかな?



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No title

外来、お疲れ様でした。
帰りは晴れていたのでは?

大和成和病院のロビー、南淵先生を思わせるものが一切なくなっていますよね。
私もそれはとても感じました。
寂しい気分になりました。

でもだいたい同じであるだろう検査結果を、成和病院の違う医師からも聞くことが出来たのは、
とても収穫ですね!
そうなんですよね。同じことを聞く時に、その言葉のニュアンスが違うだけで、
患者の受け留め方は大きく変わりますよね。
「もう一個しかない」「まだ一個もある!」のようなものだと思います。

そう、私たちはいつか万が一、再手術の宣告を受けても、
大事な仲間と経験があるからそれを乗り越えられるんです。
だったらその時まで、必要ない心配はいらないんです。
笑う門には福来たるです!

少し前のちびまるこちゃんで「バカみたいに笑っていれば風邪を引かない」と
言っていました。
そんなものです(*^^)


なんだか手術と病気を恐れていた術前の私とは大違いです!
強くなったものです。

皆さん、ありがとう!
先生、深津さん、ありがとう!


そうそう、以前カムバックハートさんが「社会復帰の時は、自分だけが別の次元を旅していた
ようなそんな気分を強く感じた」とおっしゃってましたね。

それは、私は子供関係の集まりに復帰した時に、強くそう思いました。
子育て中の私の社会はそこなんだなぁ・・・。

でも、ちょっと変わった自分が、少し誇らしくも思えたものでした(*^_^*)


では・・・。























ありがとう!

三つ葉さん、コメントありがとうございます。

感じるところは、やはり同じですね。同じ南淵チルドレンだからでしょうか。

三つ葉さん、今後も心臓手術を体験した(元)患者にしか分からないような気持ちを発信し続けて下さいね。それが、周りのこれから手術を受ける方の不安解消や、我々術後仲間同士の絆を深めていくことになることでしょう。

No title

自分をオペしてくれた主治医が他院に移られた、は南淵Drに依存傾倒している患者さんに
とっては、相当ショックだったでしょうね。
特に病院を変えたくても変えられない方にとっては辛いことだと思います。
事情は分かりませんがDr本人も相当考えられ決断されたことだと思います。

私も写真に掲載されている名医に診ていただいてますがDrはまもなく60歳。
医師に定年はない、目、手先がしっかりしているうちは続行される、とは言われていますが
正直不安です。  大げさに言えば命を託している医師ですから。
Drからすれば迷惑な話でしょうが、このDrなら、なんとかしてくれる、みたいなことを私は勝手
に思っていて、精神的な主柱、安定剤になっています。

医師の転職、引退など、いずれは我々との別れがくるわけですが
私もカムバックハートさんと同様ポジティブな考え方をするので、その時は倉○Drを頼ろうか、
なんて思っています。

あのDrの笑顔、真摯な姿勢、いい感じです。 なによりも、私と年齢が近いので
それがいいかもしれません。^^

No title

ON-Xさん、こんにちは。

信頼できる主治医に巡り合うことができたら、その次は、自分の残りの人生をいつでもフォローしてもらえるように、第一の主治医より一世代若い第二の主治医も見つけておくことが大事なのかもしれませんね。

倉田先生は、確かに凄いと思います。これまで会った倉田チルドレンは皆さん例外なく、とても満足されています。私個人的には、入院中も一回も話したり、ケアしてもらった経験がないんですけどね。

No title

私の場合はどうなんだろう?もし執刀医の奥山先生が他の病院へ転院されたら・・・

しかし私の場合は術前に色々調べて大和成和病院に決めた訳ではないし、奥山先生を指名した訳でもない。
自宅から車で10分、知り合いの人がそこの看護師、突然の診断結果で手術をするならサッサとやってしまおう、ただそれだけのことでした。

前回の外来では今後の様子によってはペースメーカーが必要になることも予想されるとのことでした。

私の場合は再手術の時もやっぱり大和成和病院でするんだろうと思います。奥山先生が転院された時は倉田先生にお願いするでしょうが、どうせ入院するなら勝手知ったる、清潔でゆったりとした空間の、そして看護師さん達の笑顔に囲まれて暖かい雰囲気の中で安心して入院生活を送るんだろうと勝手に思っています。

大和成和病院

げたのうらさんの場合も、大和成和病院と縁があった訳ですね。

今回行って改めて感じましたが、大和成和病院は雰囲気も良くて、人間味のある良い病院であることは間違いありません。

私は、定期的な外来で南淵先生や深津さんとほんの数分ですがおしゃべりするのが楽しみなので、その為に転院することにしました。

No title

私は一月末に東京ハートセンターの外来に行って来ましたが、
「都会の病院だなぁ・・・。」という印象でした。
誤解のないように付け加えさせていただきますが、きれいで落ち着いていて、
洗練された病院です。あくまでも私の印象です。

雰囲気だけでいうなら、私は成和病院の方が好きです。

あの、なんとも落ち着く雰囲気はなかなかないのでは。
病室の窓から見える、向かいの雑木林の緑。
リハビリ室から見える、テニスコート。
暖かな趣のSAKURA。
(話はそれますが、私が入院中にSAKURA前で倒れた一般の方がいて、
「ドクターハート。SAKURA前!」という放送が流れました。)

お世話になった理学療法士の方もおっしゃっていました。
「成和病院ってオバケでなさそう」って(^_^.)

ただ医療設備の面でいうと、難しいことはわかりませんが、
東京ハートセンターの方が優れているらしいですね。
体や時間の負担が少ない検査なども多く取り入れているようですし。
東京ハートセンターの廊下に掲示してある資料からもそう読み取れました。
最新の医療設備と、経験豊富な優秀な心臓外科医。
最高の条件ですよね!



倉田先生、さわやかな印象の素敵な先生ですよね。
私は入院中に何回かお話する機会がありましたが、優しくてユーモアもある方でした。
倉田チルドレンの方々もとても先生を信頼していました。


成和病院のICUでお世話になり、病棟回診でもよく診て頂いた若い先生が
東京ハートセンターにやはり移られました。
知っている先生が、東京ハートセンターに南淵先生以外にもいらっしゃることは、心強いです。
その先生が私のことを覚えていらっしゃるかどうかは別ですが・・・(^^ゞ

とりとめのない文章でしたm(__)m














































No title

三つ葉さん、

次回の東京ハートセンターでの初外来は楽しみにしています。はじめて行く病院なので少し不安ですが・・・でも、南淵先生と深津さん以外にも、大和成和病院で働かれていた先生や看護師さんがいるようなので大丈夫でしょう。場所的にも、私の家からは大和成和病院よりも近いので、楽になります。南淵先生の午後の外来だと、会社を丸一日休まなくても、半日休暇で大丈夫そうなのもありがたいです。とはいえ、3ヶ月に一回の外来の日、病院を出た後、平日の街をぶらぶら散歩するのがもう一つの楽しみなので、今後はやっぱり午前の診察を受けて、午後は都内に出歩くのがいいのかなとも思っています。

先日はありがとうございました。

先日はありがとうございました。

南淵先生の面影がなくなった病院ロビーや功績を称えるものがなくなり、やはり寂しさが募ります。
カムバックハートさんが病院を後にし、外来に来た、会計待ちの患者さんは驚きを隠せない状況でした。なかには、転籍先を窓口にて尋ねる患者さんも。

そして、診察室にマイクで呼ばれ、「○○さん、○番診察室にお入り下さい」と。

これまでは、深津さんが「○○さん、お待たせしました。どうぞ」という声が響いていたけどなぁ・・・。

入室後、椅子も小さく感じ、聴診器を胸にあてた後に転院を勧められました。何となく南淵先生が転籍したことをこのブログで知り、転院しようかなと思ったことが的中。近隣の病院で定期的に診てもらった方が良いと(東京ハートセンターも紹介するとのこと)。ひとまずワーファリンを3カ月分処方。次回5月の外来で結論を出す運びとなりました。

ただ、「転院後も連絡をもらえれば診ます」ということなので、救われた気持ちにもなりました。でも、大和成和病院で手術をし、その後も外来で何度も足を運んだ思い入れのある環境なので、寂しさが余計に募ります。

病院のホームページを改めて見ると、書籍紹介のページが削除されていました。

では、また。

病院の変化

緑の旅人さん、先日はどうもありがとうございました。お話できて良かったです。

そうそう、確かに、いつもなら、マイクのアナウンスではなくて、深津さんがドアを開けて患者を直接診察室に呼び込んでくれてましたよね。あと、椅子に気付きましたか? 確かに南淵先生の外来では、ただの丸椅子ではなくて、りっぱな椅子が患者用におかれていました。南淵先生の著書にそのことは書いてあったので、なるほど確かにそうだそうだと思っていたものです。でも、先日の外来では普通の丸椅子になってしまってましたね。背中からも聴診するならその方が便利かもしれませんが・・・(いつも胸側からの聴診だけです。)

思い入れのある慣れている病院であることは間違いなく、そうであるがゆえに、転院するのは少し勇気がいります。緑の旅人さんは遠方からわざわざ来られているので、そういう意味では地元の病院でも、東京ハートセンターでも、その他の病院でも選択肢はいくつもあると思います。でも、なんで大和成和病院は転院を勧めてきたんでしょうね。検査と処方だけであれば、毎度遠方からわざわざ交通費も沢山使ってやって来る必要無いのにという配慮なのでしょうか。そうだとしたら、患者の気持ちへの理解は100%ではないかもしれませんね。

お久しぶりです。

こんにちは。
初めてコメントさせて頂きます。

心臓病仲間の集まり(2回目)に参加させてもらった、
keloです。

南淵チルドレンの皆様の中で少し浮いていた、
葉山ハートセンター、磯村先生に手術して頂いた、
磯村チルドレンです(葉山ハートセンターも良い病院です^^;)

その節は有り難うございました。



さて、私事で恐縮ですが、、、

僕の場合、
術後の定期検診で、
『逆流がある』という言い方ではないですけど、
『雑音がある』と言われました。

その時の検診では磯村先生ではない
他の先生に診て頂いたのですが、

『雑音が聞こえやすい体型というのもあるんです。
keloさんみたいに痩せていると、聴診器は雑音を拾いやすいんですね』
と言われました。
(先生曰く『僕みたいな“でぶ”は雑音あっても、
脂肪で聴こえにくくなる、、、』なんて笑われてました)

『本当かな?』なんて正直思いましたが、
色々な数値を見せて、具体的に説明して下さったので、

『特に問題無し、気にしないで下さい』
との先生の結論を素直に聞けました。


『逆流がある、ない』『雑音がある、ない』
どこから気にしなければならないのか?

ましてや
『将来悪くなった時の手術の必要性』
の予測はとても難しいような気がします。

昔、診て頂いた順天堂大の天野先生は、
『心臓に逆流があり、それに
気がつかずに生涯を終える人はかなりいるはず』とか
仰ってましたし。

ブログの文章だけからしか判断出来ませぬが、
僕はあまり気にされないで良いかと思いました。

長くなりました、すいません。


次回またお会いしましょう!

keloさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

「逆流がある」とはっきり言われたことは、ほんの少しはショックでしたが、ブログネタにする為に書いたものなので、本人は全く気にしていませんので、ご心配なく。。。

もう皆さんご存知だと思いますが、この病気、あれこれ細かいことに悩むより、おおらかに構えておいた方が、結果良さそうです。来る時が来れば対応すれば良い訳で、その機会を逃さないように定期検査はちゃんと受けておけば良いのだと思います。

天野先生に磯村先生・・・すごい名医に診てもらってたんですね。

第三回の集まりを開催する時には、またお会いしましょう!

(^v^)こんにちは

そうですか、大和成和病院では最後の診察だったんですか。

ボクは「カムバックハートさん」と「げたのうらさん」のブログで手術前の、あの途方にくれそうな不安を払しょくできました。

こころより感謝してます。

ボクは自ら倉田先生を指名させていただいたんですが、病院のホームページの写真をみてヒラメキで決めたんです。

とても素晴らしい先生でしたので、今、とても安心してます。
(^^ゞ ボクも倉田先生が転院したら、転院先についてっちゃうと思います。

でも大和成和病院は病院自体がとても良い雰囲気で好きな病医なので、倉田先生の転院先が遠方になったら大和成和に世話になると思います。

少しの逆流があるとのことですが、次回の南淵先生のお話しをお聞きになれば、きっと今よりさらに安心感が増すかもしれませんね。

最後じゃないかも・・・

すかじいさん、こんにちは。

大和成和病院での診察・治療がこれで最後になるかどうかは分かりません。ひょっとしたらまたいつか大和成和病院でお世話になるようなことがあるかもしれませんし。皆さん言ってますが、確かに雰囲気とかとても良い病院ですよね。患者として安心できます。最も、他の心臓血管外科のある病院をまだ見たことがないので比較できないんですが。。。。東京ハートセンターに行くのが楽しみです。

No title

こんにちは。

今日は関東地方に春一番が吹きましたね。
私は目が痒いですが・・・。

私は南淵先生の診察を受けるために、成和病院から東京ハートセンターに転院しましたが、
このままずっと続くであろう検診を、東京ハートで受け続けるかどうかはわかりません。

また成和病院に戻っているかもしれませんし。
他の病院に行くかもしれない。

いつか何かの理由で移らなければならなくなったときに、途方にくれないくらいの
病院知識は持っておきたいものです。

実は次回は南町田病院に行ってみようかと思っていますし。
南淵先生が週に一回外来診察をしているそうなので。
うちから近いんですよね~。
行ってみて、南淵先生の外来を、東京ハートセンターか南町田病院か、
どちらで受けるか決めたいと思っています。
自宅から救急車で東京ハートセンターまで運ばれる事はないでしょうし。
(こんなことは起こらないでしょうが・・・。)


葉山ハートセンターも行ったことはあるんです。
数年前に葉山ハートセンターで、週に1~2回小児科の外来をやっていたんですよ。
今はどうなのかなぁ。
娘を診てもらったことがあります。
雰囲気などあまり覚えてないんですが(^_^.)

病院選びっていろいろと難しいですよね。
歯医者も、内科も・・・。




では。



















大和成和病院

次々と南淵チルドレンが東京ハートセンターへ流れてますね。
仕方のないことだとは思いますが、これからは倉田院長の腕の見せ所ですね。
大和成和病院が南淵カラーを一掃してますます発展されることを期待しています。

客観視こそ最善の薬

病気を治したければ、自分自身を客観視するのがいちばんよいと思います。
それこそが真のポジティブシンキングだと思うのですが、私の意見は少数派でしょう・・・
怖ければ、怖いことを客観的に把握し、対処法を考える。もしどうしようもなければ、従容として生ききるのみ。「死」を常に意識しさえすれば、それは生きる力につながります。
己を深く掘り下げることで、全く予想しなかった意識に到達するものです。

あと、執刀医のところにいつまでも行きたいと思うのは人情でしょうが、本当に執刀医に感謝し、自分自身を客観視し、そして生きたいと強く願うならば、執刀医のところに顔を出さなくても大丈夫な自分をイメージし、そこに一歩でも近づいてゆくことが、尋常ならざる回復の源泉になると信じています。

私のマイスターは、「もう来なくていいよ。」といってくれました。もちろん、それからはマイスターのところにはいっていません。もっとも、年賀状だけは出しています。
彼の真意を汲み取り、彼の望むコンディションを維持できていることこそ、なんとかの恩寵とかいうやつなのでしょうね。

なんやかんや言っても・・・

みなさんからコメント沢山頂きありがとうございます。一つの記事でこれだけコメントもらったのは初めてかな。お久しぶり(?)の(元)心臓病先輩からも・・・

さて、僕の体調については、術後から特に変化はなく、術後回復した時から変わらず至って元気にしています。「逆流がある」と記事に書きましたが、これは今回の診察で初めて言われたことではなく、南淵先生のこれまでの外来でも指摘されていたので新たな驚きではなかったです。

扶桑社の「最強ドクター治せる!108人」に南淵先生自身が書かれている文章を転載させて頂きます。

「心臓外科手術の後は循環器内科医師、あるいはかかりつけのお医者さんでのフォローアップが重要です。手術しか能がない心臓外科医の外来にかかるのは賢明とは言えません。(中略)手術の経過が良いかどうかも、循環器内科医が診ることによって客観的な評価が可能になります。心臓外科医は自分が自ら行った種々の結果に対してどうしても贔屓目になり、問題点を発見するのが遅れてしまう可能性が高いのです。」

僕の場合は、戻るべき内科の先生がそもそも居なくて、新たにかかりつけ医を探すのも面倒だなとは思いつつ、術後は会社の近くか家の近所の内科の先生に診てもらうのだろうなと思ってました。何故か、南淵先生の外来でいつも、「じゃあ、次回はまた3カ月後に・・・」という感じで定期的に呼ばれていたので、そして、今度の東京ハートセンターだと、自宅から距離的に近くなるし、会社を丸一日休まなくても半日休暇で大丈夫そうだし・・・あえて別の医者探す理由も今は無いし・・・という訳です。

南淵先生とは、医者と(元)患者という立場よりも、先生には失礼かもしれませんが、友人のような感覚で定期的に顔を見に行って、深津さんも交えてお仕事中なので、遠慮がちにほんの少し雑談させてもらうのが楽しみなのです。

私も逆流あります

僧帽弁は手術により逆流レベル4から1になりましたが、他の弁・・・・三尖弁と肺動脈弁はレベル1の逆流があります。
したがって全く問題のない弁は大動脈弁のみ、という状況です。
おまけに心房中隔欠損もありましたし。
手術で逆流ゼロにするのはかなり難しいみたいですね。

もっとも逆流があることなど普段は完璧に忘れていますが、心臓を手術したのだという記憶、というより自覚?
は強く残っています。

自覚症状

豆パパさん、こんにちは。

そう、普段の気持ちの持ち方が大切なのでしょう。

今度、記事に書きますが、弁膜症ではなかなか自覚しにくいと言われている「自覚症状」が実は術前に存在していたことを、術後になってはじめて強く感じている方が多いのではないかと思います。

そして、そうであるが故に、もし将来、同じような自覚症状が現れ出した時には、いち早く自らの体の状態を警告として自己認識できる、我々はそういう能力を既に得ているのだと思います。

それにしても、こんなに沢山の方がコメント下さるとは・・・ブログ続けて良かったです。

No title

昨日、次回の外来の予約を入れるため大和成和に電話しました。
びっくりしたことに2月に奥山先生も東京ハートセンターに行かれたそうです。2月19日にここにコメントした時はまさか奥山先生が移動されるとは思ってもいなくて、でも本当のことになっていました。
次回外来は6月ですが、その時は遠藤由樹先生が診てくれるそうです。大和成和のHPで顔写真拝見しましたが、楽しみです。

No title

げたのうらさん、

奥山先生も移動されたんですか???
多くの先生と看護師さんが移られましたね。この業界では良くあることなのでしょうかね。

遠藤先生は、私の手術の際に助手で入っていた先生です!最後、皮膚を縫い閉じる
ところは遠藤先生にやってもらいました。お陰で、きれいな創あとです。(笑)

No title

よく南淵先生は、わざわざ遠方から来るのに一言、言葉をかけていました。

入院中のことですが、私が長野から来ていることは看護師さんはあまり知られていなかった。「長野なんだよね・・・」と話を振ると、「えっ?長野ですか」と一様に驚いていました(カルテを見ているでしょ、と思ってしまいがちですが)。とはいっても、すがる思いでこの病院に各地から来たことは確かだと思います。

先月の外来のことですが、変わった点が一つありました。いつも体重を測っていたのですが、それがありませんでした。また、その時にカムバックハートさんから"イス"の話がありましたね。それがいいチャンスだと思い現在、南淵先生の本を読み返しているところです。しかし、診察室のイスが逆にフィットしているので、違和感がありました。まだ、その節について触れている個所は見つかっていませんが、それは追々としましょう。

では。

体重測定と椅子の話

緑の旅人さん、

そうですね、体重測定が無かったのは僕も気付きました。体重測らなくていいんですか?って聞いたけど、もう測らなくて良くなりましたと言われました。どうしてなんでしょうかね。

診察室のイスの話を書いてあった南淵先生の著書はどれだったかな?直ぐに思い出せないです。最近僕も、先生の著書を改めて読み直しはじめています。自らが体験した興味のある分野のことなのでとても面白いです。イスの話、見つけたらコメントします。

大変

ご無沙汰してます
1月28日に、大動脈弁形成手術をして一ヶ月を無事経過し喜んでいた矢先
以前より気になっていた空咳がひどくなって
しゃべるのも、呼吸するのもきつそうなので
とりあえず、近所の循環器科の病院へ

大変な事態になってまして
いきなり、救急車で
千葉か、府中へ
心臓肥大まわりに水が貯まっていたということでCCUに直行でした
まだ、空咳があり
すごく心配です
本人も、社会復帰しようとしていた矢先のこの事態に
精神的にも、かなりまいっています
よいアドバイスありましたら
よろしくお願いします

こんにちは。

まいんさん、こんにちは。
ご子息様が手術されて順調に回復されていたので安心していましたが。

水がたまるというのは、よくあるケースかもしれません。僕の隣のベッドの人も、入院中でしたが肺に水がたまったので、抜きますと言うことで、ベッドの上で局部麻酔をしてチューブを差し込んで水を抜いていました。別の方でも同じ話を聞いたことがあります。その人も20代の若い人です。

医学的なコメントはできませんが、あまり焦らずにゆっくりと回復の過程を楽しむくらいの気持ちでいた方が良いと思います。誰でも大なり小なり、何かしらのトラブルはあっても決しておかしくないです。心臓手術という、それはそれは大きな手術を受けられた訳ですから・・・

是非、ご家族の皆様で明るく支えて上げてください。

No title

三つ葉葵です。


私も術前術後とも、ずっと咳をしていました。

術前は風邪だと思って内科を受診しました。
(その受診のときに心臓病が発覚しました。)
術後2~3日目からも、しばらく咳をしていました。
結局咳の原因はわからなかったのですが・・・心臓病と関係があったのか・・・。


入院中にお世話なった看護師さんが、
「何年も心臓に病気を抱えてきたんだから、これからもいくつかの山を乗り越えて
治していくんだよ。」
と言ってくださいました。

術後3日目に、貧血が進んでいるから輸血をしようと言われてしまい、
その直後に肝臓の調子が悪そうだからと、注射をしてもらっているときに言ってくれた言葉でした。

自分では順調に回復していると思っていた時だったので、あれもこれも言われて落ち込んでいた私を
励ましてくれたのです。
とても納得して、心が軽くなりました。

結局は輸血しなかったのですが。
(拒否したといった方が正しいのですが・・・。あはは・・・・)

呼吸を整えて、酸素をたくさん吸って、ひとつひとつ山を越えて行きましょうね。




















いつもコメントへの返信ありがとうございます。
息子も今月から、会社復帰し、独身寮に行ってしまいました
毎日、生きてるメールしてね
とお願いしてます
ただ、相変わらず、咳が続いてまして、
それが心配です
熱とかは、ないようなんですが
話すと、咳こんだりしています
お医者様には、胸膜に傷をつけているので、だんだん良くなります
と言っておられましたが
皆さんは、いかがでしたでしょうか?
教えてください

術後の咳

まいんさん、

咳は僕の場合は、もともとあまり咳をする方じゃなかったし、術後もたんもあまりです、
咳もほとんどでなかったです。ので、あまり参考になりませんね。他の皆さんはどうでしょうか?
心臓と関係ない部分(例えば、肺)の影響かもしれませんね。一度別の医者に診てもらうのも良いかも。

あと、たけしの部屋(http://sinzobyo.com/)で、相談してみると、経験者が色々教えて
くれるかもしれません。

いつも、ありがとうございます

私も術後に咳が出ました

術後2日目か3日目に腹腔ドレーンを抜きましたが、それがきっかけになって翌日くらいからほぼ退院まで咳に悩まされました。
私のこの咳は気管や肺から来たものではなく、横隔膜が痙攣を起こしまして、それが治まるまで咳も続きました。
2日間くらいは夜も眠れないくらいでしたね。

それとは関係なく風邪引いて咳が出ると暖かくなるまで何ヶ月も咳が続くこともあり、その場合は春になり、気温が上がるとようやく治まったりします。

それと同列には出来ませんが、暖かくなると咳も治まってくる可能性は考えられると思います。
プロフィール & メール

Author: カムバックハート

カムバックハートブログバナー

カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者ではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。

このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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