入院四日目

大和成和病院の病室は、南向きで、冬場でもとても暖かい。病室の窓の前に広がる林の向こうに朝焼けが赤から青へのグラデーション状に染まりはじめると、すがすがしい気分になる。日中晴れると、部屋の温度は暑すぎるくらいだ。夏場だと冷房必須だな。

病室の窓からの朝日

一階には受付案内、会計窓口、薬局、外来診察室、検査室と売店と食堂がある。小さな売店だが、新聞・雑誌・書籍、飲み物やスナック類を売っている。術後使うハートハガーや、剃毛時に使うバリカン用の刃もここで購入できる。

売店

二階は手術を受ける入院患者さんの病室(個室と大部屋)と手術室(二室)。三階はカテーテル治療の入院患者さんの病室らしい。それから、スポーツジムのようなリハビリ室もある。

端から端まで歩いても200m(?)くらいの決して大きくない病院だが、きれいで温かみがあって、働いている皆さんの表情も良い。美人看護師も多い!

検査待ちでかなりの時間待たされるということはあまりなかった。特に入院患者の検査は検査室から呼ばれてから検査に向かうので、待ち時間ゼロで診てもらえるのはありがたい。

神奈川県在住の患者さんが多かったが、中には長野県や九州あたりからも手術を受けに来ている方がいらっしゃった。遠方からの患者さんの家族が手術当日立ち会う為に、病院近くに患者家族用の宿泊施設もあるという話を聞いた。

私の手術前検査は、入院当日と二日目で全部やってしまったので、手術当日までは結構暇になった。これなら、もっと入院日を遅くしても良かったのでは・・・

時間潰しに、昔読んだことのある思い出の小説を読んでみることに。谷崎純一郎の「痴人の愛」、田中英光の「オリンポスの果実」、エラリークイーンの「Yの悲劇」など。

また、携帯音楽プレーヤーに録音してきた音楽を聴いたりする。

個人用のTVも設置されていて、TVカードとイヤホンを売店で買ってくれば見ることができるが、術前はあまり見なかった。

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Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

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ブログ開設: 2008年12月
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南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。

このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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