術後十三回目の外来と(元)心臓病仲間の輪

術後、恒例の外来検査&診察は3ヶ月毎に続けている。一年に4回のペースで今後も回数を積み重ねることになると、あと40年生きることができれば、その時には、術後百七十三回目の外来診察というタイトルの記事を書いていることになる。

梅雨明けした真夏の快晴の空の下、東京都品川区の大崎病院東京ハートセンターへ向かう。こんな良い天気であれば、外来をサボって海にでも泳ぎに行きたくなるのが普通の心境。だけど、前回の外来がそうであったように、今回もまた新たな出会いやドラマが起こることを期待しつつ、青い海と白い砂浜のビーチを鑑賞に行くのと同等の楽しみを持って病院のドアをくぐる。

いつもの検査、いつもと同じ診察、いつもと同じ処方。だけど、今回は時間がとても早かった。受付してから会計終了まで2時間かかっていない。最短記録だ。心エコーも検査機器と検察室が増えていたので待ち時間が少なかった。そう、検査で一番混むのが、心エコーなのだ。一人15~20分かかるので、採血やレントゲン撮影に比べるとどうしてもそこで検査の流れが停滞してしまう。弁膜症患者の検査には必須の心エコーの数を増やしたら良いのにといつも思っていたので、これで効率改善されると思う。

いつもはエコーの画像をアップしているので、今日はレントゲン。心臓の肥大はないみたい。当たり前だが、胸骨につけてあるステンレスのワイヤーが白く写っている。従来のフィルムを蛍光灯にかざして見るのではなくて、ノイズのないデジタル画像がパソコン画面に投影されるのを南淵先生と一緒に眺める。そして、心エコーの検査結果のプリントアウトと血液検査の数値結果のコピーを頂く。これらは、毎回、家でちゃんとファイルに保管してある。





さて、あっさりと終わってしまった今回の外来。これではブログネタにならないではないか! いや、そこは、しっかり手を打ってある・・・実は外来の後に、大崎駅付近でマダムアリスさん率いる女子部のメンバーと生ビールで乾杯することをあらかじめ計画していたのだ。今日のメンバーは、男子部を代表して、たけしさんと私。女子部側は、部長のマダムアリスさん、Iさんと三つ葉葵さんの定番仲間。そして・・・

6/26に開催した第三回(元)心臓病仲間の集まりから、もう2週間が経った。準備している時は、それなりにまだかなまだかなとワクワクしていたが、直前には少し慌ただしくなったり、でも、終わってしまえばあっけなく、満足感だけが残り・・・なので、(元)心臓病仲間の集まりは継続が大事だと思いを一層強くしたり・・・そんな先日の集まりには、残念ながら都合が合わず、行きたくてもどうしても行けませんという方が何人かいた。

昨年12月に僧帽弁形成術を受けたばかりのロビンさん、彼女もその中のお一人だ。そして、月曜がお仕事がお休みだということを思い出し、私の外来が終わった後の小集まりに来ませんかと声をかけてみた。場所や時間などの細かいことは、女子部内で調整してもらおうと、アリスさんにロビンさんとのコンタクトを託す。いつもながら、頼りになるアリスお姉さまには女子部取りまとめを助けてもらっています。ロビンさんから、「アリスさんって、なんてハートフルな方♪」とメールが届く。実際の出会いの日への期待が増大した模様。

ということで、ロビンさんも入れて、6人での小規模版(元)心臓病仲間の集まりを開催!盛り上がった泡の生ビールで乾杯!



ビールの泡以上に、我々の話も盛り上がる。最初、お店に居たのは我々のグループだけだったのが、夕方、気が付けば、満席状態。サマータイム実施の影響で、近場のオフィスのサラリーマン達が飲みにやってきているようだ。そんな状況にも気付かないくらいに我々はお互いの話に夢中になっている。いつものことだ。不思議ではない。初対面のロビンさんも、当然のごとく、まるで昔からの友人かの如きに輪の中へ・・・そして、彼女も言っていた。「第二の人生を始めたら、怖いものは何もない。新しい人生だ」と。これは、私が術後感じたのと全く同じ心境だ。



外来検査明けで油断したせいか、少し生ビールを飲みすぎた。酔ってしまった。いつもなら、必ず当日中にアップするブログ記事の執筆も翌日に断念。その分、楽しかったひと時をゆっくり想起しながら臨場感ある報告を書けたと思う。

さて、次回の集まりは、いつどこで・・・?



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Secret

No title

昨日は炎天下の中、外来&会合お疲れ様でした!
初対面なのに皆さん、噂通り、喋る喋る、飲む飲む、笑う笑うで
気が付けば4時間、あっとゆう間でした~。

手術前には考えられないネガティブでオタッキーな自分を180度
変えてくれた心臓病に感謝!です。

ロビン

No title

集まれる仲間がお近くに見えるのは、うらやましい限りです。


LINK先のボンドさんとは、何度か飲んでますけど^^;


術後は第二の人生は、全くその通り、達観した視点で人生が見られるとか?


これから、ちょくちょくお邪魔しますので、よろしくお願いしますねぇ!”


No title

先日はありがとうございました。
相変わらずとても楽しかったです。

いつも冷静なカムバックハートさんの酔い姿を見ることが出来たのが、貴重でした(笑)

第二の人生を得られたことは、本当に幸せですよね!
病気を受け入れてがんばったご褒美に第二の人生が得られたのか、
私には第二の人生が必要だったから、病気になったのか・・・。
最近ではわからなくなりそうです。

それぞれの集まりの思い

ロビンさん、お会いできて良かったです。お会いしていると、ほんと、時が経つのが
早かったですよね。いつもそうです。(元)心臓病仲間同士で会うと、その場の次元が
変わるんでしょうかね。そして、その異次元では、時の進行が早くなってしまうような・・・
いや、時の進行がある意味、逆に戻って行くような気も、時々しています。いずれにせよ、
不思議な時間を過ごしていることは間違いないです。
女子部の活動も男子には内緒で行われている(?)ようなので、楽しんで下さいね。

TKZさん、機会を見つけて集まりましょう。関東にお住まいですか?
ボンドさんとはこのブログを書いた当初にリンクさせてもらいましたが、お会いしたことは
ないです。

葵さん、出席率が一番高いのは葵さんかな。第二の人生、その価値は人それぞれ違う
はずだけど、まんざらじゃないって言う人がほとんどですね。

たのしそうですね

こんばんは

で、私が食い入るように見たのはカムバックハートさんのレントゲン写真です。
左右の鎖骨の高さは揃っているようで、うーん、羨ましい…

次回の診察では術前後のレントゲン写真を並べてもらって写真を撮らせていただこうと思っています。
そうすれば、心臓の大きさの変化が一目瞭然なので。。
心電図も写真に出来たら…

医者の言葉と安心

豆パパさんのレントゲン見ました!そうですか、鎖骨ってずれるんですね。
僕のはそろってるのかな?心臓の肥大は無いって言ってたけど、南淵先生って、
なんでも「大丈夫、大丈夫。」「僕でもこの程度はありますから・・・」「全く問題ない!」
「僕の自信作の手術だから・・・」「ブログで発表してOK!」とかばっかり言ってるので、
もし何かあっても本当に大丈夫なのか逆に分かりませんね。(笑)もっとも、患者としては
そんな先生を見ていて、いつも最大限に安心するんですけど。

そうそう!

南淵先生って、「大丈夫、大丈夫。」「僕でもこの程度はありますから・・・」「全く問題ない!」「僕の自信作の手術だから・・・」を、毎回言いますよね(笑)

そうですね、それで安心するんですけどね!
プロフィール & メール

Author: カムバックハート

カムバックハートブログバナー

カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者やカウンセラーではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
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このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

コルコバード


南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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