術後3回目の誕生日

今日で術後丸3年を迎えた。

今日の始まりは不思議な夢だった。これまで心臓手術の夢を見た記憶はなかった。今日の術後記念日を特別に意識していた訳ではなかったが、今朝がた見た夢は、恐らく自分自身の心臓手術後の様子だった。人工呼吸器の管がまだ喉に入っていてそれを取り外してもらうシーン、それから、ICUから一般病棟に移動するところ。そんな夢だった・・・そして、場面が変わって、若い子供と思われる患者さんが同じように術後、麻酔から覚めると直ぐに若いお医者さんがその患者の喉から管を外している夢・・・

こんな夢を見たものだから、3年前の手術日のことを朝から鮮明に想起することができた。

そして、術後のハート記念日を祝ってくれる仲間からの心暖かいメール。そして、冬とは思えない温暖な気候となった今日、それはそれは素晴らしい時間を過ごすことができた。

こうして、毎年の自分の誕生日よりも術後記念日の方が重きが多くなってきたような気がする。その方が良い。まだ3歳だし。

体調良好で健康に過ごすことができるのはありがたいことだ。



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術後二回目の誕生日 & 南淵先生


ROLLEIFLEX 3.5E XENOTAR TMY SELF PORTRAIT

今朝、(元)心臓病仲間から嬉しいメールが届いた。

「♪HAPPY BIRTHDAY TO YOUR HEART♪」

丁度、一年前の今日も同じようなお祝いメールをその方から頂いた。彼女の手帳には私の第二の誕生日がしっかりと記されていると確信した。そう、今日は第二の人生における満二歳の誕生日である。私自身、数日前にはこの記念日がもうすぐやってくることは強く意識していたが、直前になるとO型のいい加減さゆえか、ふと、この大事な日を忘れかけていた。このように心強い仲間からのメールを頂けることで、無事に術後の年輪をまた増やすことができた。この二年間、体調も良く、毎日健康を味わいながら生活できたことに感謝したいと思う。

メールをくれた彼女にも、今度お誕生日おめでとうメールを送ってあげなくちゃなぁ。でも、彼女の第二の誕生日、7月ということは知ってるが、あれっ、何日が記念日だっけ・・・?

恒例の創の写真。娘の髪の毛を分けた模様よりは目立たないかな。術後1年目から2年目にかけての間にも創痕の色は落ちてきて真ん中に白い線が走っているような感じになってきた。先日の集まりの際に、男性は創を見せ合ったりしたのだが、女性の(元)患者から、「男なんて創あとはどうでもいいのに・・・どうしてそんなにきれいなの!?」と妬まれました(笑)




さて、前回の記事で今日は眠れないと書いた、驚きのニュースの件、改めて書きたいと思う。

南淵先生が大和成和病院を辞められて、大崎病院東京ハートセンター(東京都品川区)のハートセンター長になられたことだ。(こちらのプロフィールを参照)

大和成和病院での南淵先生の最後の外来診察の日に診察を受けられた三つ葉葵さん(仮名)経由で、突然そのような連絡が届いた。深津さんも大和成和病院を辞められたそうだ。知った瞬間、信じられないと思った。そして、それが事実だとすると、これから一体どうすればいいのか、と、暫く呆然としてしまった。南淵先生に大和成和病院で診てもらうことがもうできないこと、今後の外来診察はどの先生にどこの病院で診てもらえば良いのか・・・考えても頭がまわらない。心臓手術を受けるべきですと宣告された過去の時と同様、事実に動揺し、情報不足から不安を感じる、そういう状況だったかもしれない。

大和成和病院のホームページを見ると、いくら探しても、心臓外科医紹介や外来診察の欄に南淵先生の名前が見つからない。いよいよ、これは現実なのかと・・・(実は、後日、ホームーページを見てると、南淵先生の名前が一瞬復活している時があって、やっぱ、大和成和病院に戻ったのか!?と少し喜んだが、それは幻だったようだ。)

南淵先生に初めてお会いした時に頂いた名刺に書いてあるメールアドレスにメールを入れた。驚きの心境をただ伝えただけだった・・・直ぐに返信は届いた。そして、新たな病院に移られることは事実だとようやく認識できた。

南淵先生曰く、「今は新たな出発の希望に燃えています。今後は新しい病院の外来に来ていただくのもよいし、これまでどおりの病院の外来で他の先生に診てもらうのでも結構で、みなさんのご自由です」とのこと。

我々、南淵チルドレンは知っている。南淵先生は我々に前者を選んで欲しいことを・・・(勝手な想像です。)

転院の手続きをするか、若しくは、これまで通り大和成和病院に通うかは最終的に決めていない。次回の外来が来年2月なので、その後をどうするか情報も集めて決めようと思う。

でもやっぱ、心臓をオーバーホールしてくれた整備士(?)本人によるメーカー純正の定期点検が(元)患者としては一番安心ですよね。そして、何よりも定期的に診察で南淵先生にお会いできること自体がどんな薬やリハビリよりも効果がある気がしているのは私だけではないはず。

南淵先生がもし引退されたらもっとショックだったと思うが、これから新たな日本一の心臓病の病院作りをされるであろう南淵先生のこと、更なるご活躍を応援したいと思う。

南淵先生のオフィシャルホームページがいつの間にか出来ていた。勇敢列伝は大和成和病院のホームページからこちらに移されている。

読売新聞のサイトの中のyomiDr.というコーナーにある南淵先生のブログの2010年11月22日の記事に我々、(元)心臓病仲間のことが書かれている。「この集団は私の自慢です」と言ってもらえて最高に嬉しく感じた。別の方の参考になれば良いという思いでただブログを書いただけだったのが、約2年の間に大きな仲間の輪になった。この輪がどのような形で拡大していくのか分からないが、無理して血圧や心拍数を高めるような輪の広げ方はしないでおこうと思う。

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術後一年目の誕生日

12月11日、今日で丁度手術を受けてから丸一年が経過した。第二の人生の満一歳の誕生日である。

いつものように会社で仕事。朝9時、ふと、去年の丁度今頃は手術室に向かっていた頃かなと少し目を閉じて瞑想する。お昼になると、そろそろICUに入った頃だったか・・・というように遠くない一年前の過去を頭の中に思い起こしていた。でも、全く実感が湧かない。なぜか分からないが、丸で他人ごとであったような感覚・・・

家族も、会社の仲間も、今日の日を特別意識している素振りをみせてくれることはなかった。夜、会社から帰ってきて食事後、パソコンのメールを開くと、弁形成術仲間から、「はっぴぃ あにばーさりー」とメッセージが入っていてとても嬉しかった。

当たり前のようにこの一年を過ごせたことは幸運、且つ、非常に有難いことだと思う。改めて、南淵先生や看護師、検査技師、理学療法士の先生、大和成和病院のその他のスタッフの皆さんに感謝したいと思います。

恒例の術後の創の記念写真を撮った。創はかなり薄れてきた。創の下半分は少し色が残っているが、上半分はもうほとんど目立たないレベル。皮膚科の先生曰く、「まだ色は抜けますよ」と言っていたので、引き続き、皮膚科処方のリザベンとシナール錠を服用している。写真を良く見ると、プツプツと小さな膨らみが幾つかできているのが分かると思うが、皮膚科の先生によるとこれは中に垢がたまっているものらしい。ニキビのようなものとのこと。皮膚科に行くと、ベットの上に横たわって、何らかの器具を使って中の垢を取り出してくれる。創とは関係ないものと言っていたが、体の中で、創の周りだけこのような状態になっているので、やっぱ創が原因なのじゃないかと思っている。

明日からまた、満二歳の誕生日に向けて、弁形成術経験者の良き見本となるべく頑張りたいと思う。



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プロフィール & メール

Author: カムバックハート

カムバックハートブログバナー

カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者ではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。

このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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