術後三十三回目の外来(稲波脊椎・関節病院)

9月に稲波脊椎・関節病院での南淵先生の外来を受けて、早3か月。術後の定期外来をこの病院で受けるのは2回目だ。朝8時半から開始している受付に朝9時前に到着。受付票をもらって、早速検査開始。今回は心エコーの検査は行わないと前回の外来で聞いていた。その通り、採血と心電図のみのあっさりとした検査内容であった。心エコーと胸部レントゲン撮影は次回の外来で受ける予定。検査が終わると診察室前の待合ソファーで検査結果が出来上がるのを待つ。その間、深津さんが待合ソファーのところにやって来られたり、白衣を着た南淵先生が検査室に出たり入ったりされると、周りにいた患者たちから声が上がる。

10時に診察が開始された。私は本日3番目の診察であった。診察室前の電光掲示板に受付番号が表示されるので、自分の順番が分かるのだ。診察の内容もいつも通り。聴診器での聴診は毎回必ず行われる。南淵先生の耳で心臓の音を聞いてもらうことで安心する。南淵先生のブログのお話を少しして、別の患者仲間の話も少しして診察終了。会計も早くて、11時には病院を出る。心エコーの検査がなかったので外来は2時間で済んでしまった。

東京ハートセンターの外来の時と同じように、今日も幾人かのなじみの(元)患者仲間と会う。そして、診察室前のソファーで診察開始を待っていた時、隣に座られていた方から「南淵先生の心臓の手術を受けられたのですか?」と突然声をかけられた。昨年東京ハートセンターで大動脈弁置換と僧帽弁形成術の手術を受けられたとのこと。弁の手術を受けた患者同士、ほんの少しお話しただけだが、「同じ体験をした人と話ができて安心しました」と仰っていた。

年に2回開催している(元)心臓病仲間の集まりでも、「これまで何年間も周りに心臓のことを話できる人がいなくて寂しかった。同病の人と情報交換できてものすごく元気が出てきました」と仰る方が多い。考心会は心臓手術後の生活を考える会という名前の通り、そうした期待に応えてくれるし、(元)心臓病仲間の集まりやこのブログで知り合った方とのハートの輪があれば、寂しさは感じない。





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南淵先生 昭和大学横浜市北部病院へ

南淵先生の次の勤務先の病院が発表されたようです。(道理で一昨日からこのブログへのアクセスがやや増加していた訳です。)

昭和大学横浜市北部病院 循環器センターに成人心臓血管外科部門が開設され、そこの責任者(大学教授)になられたようです。
公式アナウンスはこちらのサイトへ

先生の今後益々のご活躍をお祈りしましょう。

南淵先生に今回の移動についての過去記事はこちらへ

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術後三十二回目の外来(稲波脊椎・関節病院 初診)

南淵先生が毎水曜日の午前に出張外来をもたれる品川の稲波脊椎・関節病院に行ってきた。今日、9月16日がその病院での南淵先生の初外来。先週金曜日に東京ハートセンターの外来に行ったばかりなのに、先生から模擬患者としての指名を受けて外来へ向かう。

最寄り駅は、品川駅からならばバスかタクシーに乗るか、又は、りんかい線かモノレールの天王洲アイル駅から徒歩10分、京急の青物横丁駅からは徒歩15分程のところ。今年7月にできたばかりの新しい病院だそうだ。


(建物外観)

(ロビー)

都内の民間病院にしては広いのかな。本当に今日ここで南淵先生の外来があるのだろうかと若干の不安を抱きながら、受付で診察券を新規発行してもらう。院内は綺麗・清潔で、受付から検査、診察までのレイアウトが機能的。暖色系の暖かい照明が気分を落ち着かせる。ロビーの白いソファーも座り心地が良い。今日のところは、程よい患者数。というか今日は模擬外来ということで、南淵先生の診察は私ともう一人の方だけの模様。それ以外にロビーにいたのは整形外科の患者さん達。

採血、レントゲン、心電図と心エコーを極めて迅速に済ませる。受付時に渡される受付票の右上に記載された受付番号でその日の検査・診察が管理される。受付番号のバーコード部分を各検査室前にある読み取り機にかざして受付する仕組みだ。受付するとモニターに順番待ちの状況が番号で表示される。待ち状況の進捗が把握できるので、待ち時間をより短く感じるかもしれない。トイレや食事に席を離れるタイミングも図りやすい。インフォメーションブースに案内の方がいるので分からないことは聞けばすぐに教えてもらえる。それに、今日は、受付から処置室、処置室からレントゲン室に移動するとき、こちらから場所を聞いた訳でもないのに、事務の方や看護師さんが次の検査場所まで自発的に患者に同行して案内されていて丁寧な印象を受けた。


(今日の受付番号30番)


(受付票に記載された今日の外来の内容)

幾つか並んだ診察室に、「診察室2 南淵医師」と電光表示されているのを見つけて、南淵先生の外来がここであるんだと確信する。


(南淵先生の診察室)


(心エコーを受ける検査室前。受付番号30番は受付済。現在何人待ちなのかがモニターで把握できる)

レントゲン室には更衣室が3つあり、廊下側からは鍵がかかるようになっていた。女性患者にはありがたい仕様。心電図と心エコーは同じ部屋で行う。真新しい感じの検査機器。今後、外来患者が増えてくると今の検査機器の台数では、当日検査、当日診察では患者をさばききれなくなる懸念があるようだ。なので、心エコーの検査は今後は隔回毎(半年ごと)に行っていくとのこと。安定した症状であれば確かに半年に一回の心エコー検査でも問題なさそうだ。薬の処方があるので外来自体は引き続き3か月毎に通う。

深津さんも今日がこの病院でのお仕事は初めて。担当の看護師さんから病院の設備などの説明を聞かれていた。この病院では患者を呼び出す際は患者の名前は呼ばずに、受付票の受付番号で呼び出す仕組みだそうだ。確かにプライバシーの観点から人前で名前を呼んで欲しくない患者もいる(私がもし有名な芸能人だったらそうかも)。しかし、これでは、患者の名前を読んで診察室に招いてくれる、いつもの深津さんのパフォーマンスが生かせない。それを楽しみに外来にやってくる患者も多いのだ。まあ、この点は今後深津さんのやり方で問題なく対応してくれるはずなので心配要らない。

当日の各種検査結果は、すぐに電子データ化されてオンラインにて診察室で確認できる。診察室には、大型の高精細なモニターが4つもあり、患者と医者が一緒に心エコー検査での弁の動きの動画や心電図、レントゲンの画像を一緒に見ながら、質問したり説明を受けたりすることができる。また、それらの検査結果は、いつものように紙にプリントアウトして頂いて持ち帰ることができる。


(4つの大型モニターを屈指してその日の検査結果を説明してもらえます)

(南淵先生、深津さんと看護師さん)

ロビーには、患者が自分で測ることができる自動血圧計が何台か設置されていた。待ち時間つぶしになる。本日の結果は、血圧は122/82。脈拍数72。

今後の南淵先生の心臓手術は別の病院で行われるとのこと。術前・術後の検査・外来を、地方からの交通の便の良い都内品川で続けていくのだそうだ。町田市にある南町田病院では同じく水曜午後に外来を、また今後移られる病院でももちろん外来を行われる。沖縄、札幌の病院でも以前から手術をされていて、昨日も沖縄に行ってきたばかりとのことだった。

次回の外来は3か月後。それまでには外来患者の数も増えて、ロビーは診察患者であふれかえるようになっているかもしれない。広い待合ロビーなので患者同士のおしゃべりや情報交換は大崎よりやりやすいかな。あと、脊椎・関節の整形外科専門病院なので、心臓以外に診てもらいたい方も便利かもしれませんね。私もそのうち腰痛を診てもらおうと思っています。


(病院に隣接して薬局があります)


(薬局の隣にはカフェもありました)

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術後三十一回目の外来

本日、予定通り、東京ハートセンターの外来へ。



台風が去った後の碧空。大崎に通い始めて約5年。その間ずっと都市開発の工事が続いていた。警備員に誘導されて巨大なダンプカーの隙間を縫うように道路をジグザグに歩いて東京ハートセンターの外来に辿り着く。ここにきてようやくその工事も終わり、これまでの大崎のイメージとは大きく異なったガラス張りショーウインドーのお洒落なお店が立ち並ぶようになった。外来の後、寄り会う場所探しの楽しみが増えたなぁと思っていた矢先、今日の外来を最後に大崎に定期的に足を運ぶことは無くなるかもしれなくなった。




今日の東京ハートセンターの外来。受付の側にある外来案内には「2診 南渕医師 手術中」と書いてある。いつもと変わらない。検査と診察待ちの患者さんが廊下に溢れている。これもいつもと一緒。なじみの(元)心臓病仲間の顔を見ることができて、待ち時間の暇つぶしに苦労しないのも普段通り。



そして、診察室の中でも、いつもの南淵先生と深津さん。この写真の通りです。



現在南淵先生の外来にかかっている方は、別の先生に引き続き東京ハートセンターで診てもらうか、若しくは、南淵先生が外来を持たれる複数の病院の中からどこかを選択して通うか、はたまた病院通いを止めてしまうか、選択肢はこのどれかであろう。心臓病の経過観察ないしは術後の定期検査を自己の判断で止めてしまう最後の選択肢はお勧めではないが。

「患者さんが自分で行きたいところを選んで行けばよいのですよ」と看護師さんが患者さんに廊下で明るく声をかけている。その通り。今どうすればよいか分からない方は今すぐに決める必要はない。診察の予約なんて電話一本でいつでも簡単に取ることができるのだから。とりあえずは今手元にある外来予約に従って、時の流れに任せてしばらく様子を見るのも一つの方法だと思います。

ちなみに、私の場合は、とりあえず天王洲アイル近くにできたばかりの稲波脊椎・関節病院で南淵先生が新たに始められる出張外来の模擬患者としてお誘いを受けたので、近いうちに様子を見に行くことになりました。

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南淵先生の外来診察について

南淵先生から(元)患者の皆様へ連絡です。

南淵先生が東京ハートセンターから、この度、別の病院に移られることになりました。

移動先の病院の詳しいことは今後発表されるのだと思いますが、そこ以外にも次の病院で出張外来を持たれるとのことです。
品川区にある稲波脊椎・関節病院で新規に週一回の外来を、
また、これまで隔週診察だった南町田病院では、今後は外来を毎週に増やすとのこと。

引き続き南淵先生に心臓を診てもらえる状況は変わらないので、
我々患者としては、新しい病院で新しいカルテを作ってもらう必要はありますが、
ただ行く場所が異なるだけ、それだけのことです。特に心配は要りません。

私もそうですが皆さんも気になる、「深津さんは?」
の質問に対しての先生の応えは、
「それは、当然!」とのことでした。

先生は、「僕が手術させてもらった患者さんはこれからもずっと診ていきます」と仰っています。
ありがたいことです。

明日が東京ハートセンターでの最後の日とのことです。
たまたまその日が外来日なので、様子を見てきて報告したいと思います。

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プロフィール & メール

カムバックハート


Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の48歳男性。

2008年12月に僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)

フィルムで写真を撮るのが趣味です。(元)心臓病仲間のポートレート写真展の開催に向けて準備中です。詳細はこちらの記事。「創と私」「術前 vs 術後比較ポートレート」「病気を支えた家族と(元)患者のツーショット」「笑顔の(元)心臓病仲間のポートレート」のテーマで作品制作中です。これから心臓手術を受けるかもしれない人達に元気になる期待と勇気を与えたいと思っています。

心臓病仲間の輪に入りたい方や、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。但し、私は医者ではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めての方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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ブログ開設: 2008年12月
お知らせ
南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。

このブログは、私が弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。2008年12月当時の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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